「ポプラ世界名作童話(1) 赤毛のアン」 みんなの声

空想好きの夢見る少女アン。マシュウとマリラの兄妹に引き取られ、大喜びしたのも束の間、兄妹が希望したのは男の子と知ります。
完訳ではないものの、原作の雰囲気そのままで、上手くまとまっています。一人読みを始めた幼児さんや小学校低学年のお子さんが読みやすい大きさの文字で適度に漢字が使われていますので、絵本から児童文学への移行期におすすめだと思います。

私自身、赤毛のアンが大好きなので、娘に初めて読んであげる本はよく吟味しました。
名作だけあって、色々な出版社から出ていますが、このポプラ世界名作童話シリーズは、絵が可愛く（今時のアニメ系キャラでもなく）文章も程よく易しいです。
娘は年長ですが、何度もこの本を開いては、自分で繰り返し読んでいます。思い入れのある本を、自分の娘も好きになってくれて、とても嬉しいです。

小学校低学年の子供でも読める「赤毛のアン」になっています。
学研の「１０歳までに読みたい世界名作シリーズ」も低学年でも読みやすいタイプですが，イラストの好みは「ポプラ世界名作童話」の方に私は分配が上がってしまいます！もう好みの問題ですが（笑）。