『この絵本が好き!』という本の中で、絵本関係の仕事をされている方116名へのアンケートの結果、2004年発行の国内絵本第2位になっていた本だったので、読んでみました。
本のサイズも大きく、絵も精密で素晴らしいものでしたが、私には今ひとつ読みづらい本でした。
自然と共に生きるたくましさや厳しさがヒシヒシと伝わってはくるのですが、それを受け止めるだけの度量がなかったのでしょうか。
当時5年生だった娘の教室での読み聞かせにどうかと考えたのですが、家で練習した時点で、娘は途中で逃げ出してしまい、私自身も最後まで読めませんでした。
我が家ではダメでしたが、『この絵本が好き』では大絶賛されているので、ノンフィクション系の本や骨太の硬質な本が好きな方には、とても共感を呼ぶ本なのではないかと想います。