「ばけねこのおよめさん」 みんなの声

最初は不気味だったばけねこが
純粋で愛嬌のある感じに見えてきて、
か弱い女の子がずる賢く見えてくる、
お話も面白かったのですが、
なによりこの木版画？の絵がよかったです。

雰囲気もあって、
できたら言われている通り
紙芝居で読んでみたかったです。

紙芝居が絵本になった感じです。
とにかく楽しい絵。
ユーモアたっぷりな版画絵で、楽しい気分にさせてくれます。
お話もなかなかシュール。
意外とピュアなばけねこと、賢く、したたかな女の子の対比に笑いました。
ばけねこさん、かわいそうに（笑）。

紙芝居を絵本に作り直したような不思議な絵本です。
木版画で描かれた世界に遊び心があって、化け猫のどこか間の抜けたキャラクターにピッタリのような感じがしました。
紙芝居で演じた方が、ウケそうな内容ですが、あくまで紙芝居の枝と裏を抱き合わせたような作りが、面白味を下げているような気がしました。

へんなばけねこが、人間のトコちゃんと知り合い、赤い帽子が縁

で、トコちゃんに人目惚れしちゃったのか、「おれのおよめさんに

なってくれ」と、言ってます。トコちゃんは、条件を出してなんとか

誤魔化したけど、トコちゃんだと思って、ピンクの時計と一緒に

死ぬまで幸せに暮らしました。トコちゃんは、ばけねこではない

いい人を見つけて、結婚して三人の子供のおかあさんになって

やっぱり、幸せに暮らしているお話でした。話は、ともかくも木版

画が素敵でした。

なんだ、これ！？
復刊ドットコム　とのこと
版画ですよね？

尻尾が蛇
ピンクのアナログ時計？

と、とても気になって
表紙を開くと
紙芝居の舞台の絵
と
次には「紙芝居の前に座ってください」
とのこと

ワクワク感あり♪

独特なねこのインパクトあり
トコちゃんとのやりとりも
急な展開ですし
やり取りが、ちょっとおかしいのです

ばけのねこが「・・・すみません」って
トコちゃんの方が
途中から優勢になります
それがいいのかな？

いつ頃の作品だったのでしょうか
レトロ感あります