「学習まんが 世界の伝記NEXT クレオパトラ 祖国を守るために戦った強くて優しい女王」 みんなの声

クレオパトラといえば絶世の美女というイメージですが、この本の中ではそれだけでなく、権力者としての側面を強く打ち出しているように思いました。
もっと詳しい内容になれば、もっと愛欲にまみれ、謀略に満ちた世界だったかもしれませんが、小学生向けにはこの位の内容でよく理解出来るかなと思います。

最近、伝記にはまっている小学二年生の長女が読みました。
コミックですし、女性の話なので大丈夫と思っていたのですが、時代が古すぎたせいか、イメージが沸きづらくて難しかったようで、途中でやめてしまいました。
同じ伝記でも選び方が難しいなと実感しました。

世界三大美女の一人でもある古代エジブトの女王クレオパトラ。
エジプトをピラミットを語る上で、彼女の存在は欠かせないでしょう。
小学生の子供たちにも敷居高くなく手に取れ楽しく読めるのが、漫画版の伝記の魅力にも思いました。

小4息子がピラミッドに興味を持ち始めたので、
ついでにと思って借りましたが、
まだちょっと早かったようで、読んでくれず、
代わりに歴史が苦手な私が読みました。

今から5000年も昔の歴史ですが、
ここまで詳細にわかっているということに、
まずは驚かされました。

世界の歴史第1〜2巻のローマやエジプト王朝の部分と併せて読むと、一層わかりやすいかと思います。
この時代の歴史をわかってない場合は、
ちょっと難しいかな。
表面的な理解で終わってしまうかもしれません。
大人でもなかなか読み応えありました。
ちょっと少女漫画タッチなのも、
息子が手に取らなかった原因かもしれないのですが、
私としては、読みやすかったです。

4年生の長男が歴史物に興味を持ち始めたので、手軽な漫画で色々一緒に読んでいます。

高校の世界史で習ったはずのエジプトの歴史ですが、ピラミッドもクレオパトラもごちゃごちゃで、ほとんど忘れていました。

ギリシャ系の王朝の最後のファラオだったのですね。祖国エジプトを守るために戦ったことがよく分かりました。カエサルやアントニウスとの関係も印象的でした。