「だんぼーるおうじ」 みんなの声

長野さんの絵本が好きな我が子たちに選んだ一冊です。ダンボール、子供たちだけでは切ったり、接着するのが難しいので我が家では工作資材として使っていませんが、ダイナミックな工作ができるのできっと楽しいでしょうね。

時代が移り変わり、ゲームや動画が子どもたちの興味の対象になりがちですが、段ボールを使って想像し工夫し創作することは、いつの時代も子どもたちにとっての大きなエネルギーになると思っています。
子どもは本当に段ボールが大好き。あの四角い箱が頭の中でいろんなものに見えてきて、入ってみたくなったりお店屋さんを開きたくなったり…。様々なものに形を変える段ボールは子どもたちの頭の中を具現化してくれます。その大切さをあらためて考えた一冊でした☆

表紙の絵を見て、「こりゃあ　いい！」と、図書館から借りて

きました。ゆっくり、ゆっくりの孫は、あすなろ学園時代は、

ダンボールでつくったハウスに入るのが大好きで、よく

ダンボールハウスに入っていたし、弟たちも大きなダンボールの

中に入って遊ぶのが好きです。この絵本を読んであげると、きっと

参考にして遊ぶだろうなあと思いました。読んでいるだけでも楽し

いと思いました。園長先生みたいに、怪獣役をやりたいです（笑）

家、電車、自動販売機。幼稚園で段ボールを用いて色んなものを作る子どもたちが楽しそうで、やってみたい！ってなります。
怪獣とかロボットとか、子どもがこんな絵本を読んだらもう作りたくてウズウズするみたいで、「ママ、段ボール今度捨てないでね。」って子どもが言ってきました。

ただ、いかんせん少々かたいものですから、子供がカッターで切ったりするとなると結構力がいりまして、勢い余って手や指をざっくり、という危険と隣り合わせでもあります。でも、ぐちゃぐちゃになっても段ボールだから全然悔しくない。段ボールはいい素材です。

園の子どもたちの発想力と、先生たちも一緒になってごっこ遊びをするところが楽しい絵本です。
この手のお話は、長野ヒデ子さんの得意領域ですね。
作者も思いきり楽しんでいる感じがして、とても好感がもてました。
怪獣になりきった園長先生に拍手。