「みんな、ワンダー」 みんなの声

「多様性（ダイバーシティー）」が叫ばれている今日、こういう本をたくさんの子供たちが読むことはとても大切なことに思います。
小説版「ワンダー」がまだ難しいお子さんには、こちらの絵本版、いいですね。
親子で読んで、子供に温かく優しい心を育んでいきたいですね。

これはいい

教育的にもいいけれど
単純に絵も素敵なので
子供に見せるのに迷うことなしでした

地球はいろんな人を受け入れられるほど大きい

宇宙に出たら普通と思ってたものが変かも

そもそもみんな少しずつ違くない？

見方を変えるってどうやることだろう？

じっくり二人で言葉の意味を考えました

それにしても絵も独特でイラストとしても，絵としても
個性的で綺麗です。

あの小説「ワンダー」の絵本版でしょうか。凝縮した分だけ概念的になりました。
傷害というより、見た目の個性は、誰もが持っているものだと語っています。
この軽さが、小説の重さからは別の世界を作っているように感じました。

生まれつき顔に障害がある男の子です。

何十億もの　人々がいる。

肌の色も　髪の色も

歩き方も　話し方も　みんなちがう。

みんな、一人一人　ちがうんだ。

ぼくと同じように。

最後の言葉が好きです！

　　「やさしい心で　人を見たら　いつだって　かならず

　　　ワンダーを　見つけるだろう」

銀河をわたり・・・・・・

冥王星まで飛んで行った時の花火がとても綺麗でうっとりしました

ブックトークで原作「ワンダー」をお聞きしたことがあり
なんとなく、ストーリーをわかった気でいました
読みたいなぁ・・・と思いつつ
時が過ぎ・・・

映画の紹介で
「オギー」「ワンダー」・・・と
どこかで聴いたことがあるあらすじ・・・

で、この絵本を図書館の新刊コーナーで見つけ
ネットで映画について調べていただいたら
ちょうど、その日が映画公開日でした！

絵本として、シンプルに伝えられていると思います
ここから、とか
映画から入って
原作に興味を持つのもよろしいかと

原作の表紙は、シンプルながら
とてもインパクトがありました
こちらの絵は、色も明るく
ポップ調な絵で　明るく楽しい気分にさせてくれます

ワンダー＝奇跡　起こりますよ！

どんな外見でも、話し方や歩き方も違っていても、
それが「自分」だから、変えることは出来ない。
でも「見方」は変えることが出来るかもしれない。

お互いのことを分かり合うための一歩にすべきことは何か、
そんなことを考えさせられる一冊です。

ただ、本編『ワンダー』の設定や内容をある程度は知っていないと、
「ワンダー」とは何か、「オギー」が誰なのかが分からないので、
とても抽象的な内容に思えます。