「まねきねこ だいさくせん！」 みんなの声

江戸の町でまねきねこたちが大活躍！
ファンタジーあり、人情ならぬ猫情あり、そしてドタバタ喜劇の疾走感がありました。
足跡やカッパ探しも面白いし、他にも不思議な物がたくさんあって気になります。
ボーリングのピン？ツチノコ？アンモナイト？UFO？ウーパールーパー？
いっぱい発見して楽しみました。

じごくにアイスが面白かったので、読みました。
こちらは、それ以上に面白かったです。
商店街の一番奥にあるせいで、なかなかお客さんが入らないそばや、かどやぶ。
そのお店を盛り上げようと、夜に会合しているのが、なんとまねきねこ。
でも、このまねきねこの作戦が素晴らしくお店は大繁盛！
テンポが良いので、あっという間に読み終えてしまいました。
これからの澤野さんの作品も楽しみです。

澤野明文さんの絵本は、「それならいいいえありやすよ」や「じつはよるのほんだなは」など、どれも最高に面白くて、大好きです。
閑古鳥が鳴いている蕎麦屋「かどやぶ」さんのために、まねきねこたちが作戦を立てます。
有名役者さんに宣伝してもらうまでのやりとり、まねきねこたちの頑張りが楽しいです。
表紙の見返し部分も、細かく描かれたイラストも、どのページを見てもワクワクする絵本でした。

うなぎどおりの一番奥にあるせいか、「かどやぶ」には、お客が

なかなかこない。まねきねこの”ぼろまる”は、仲間を集めて

作戦会議です。味は、美味しいので、一口食べてもらえたら

というように、人気役者のしばざえもんを使っての作戦会議で

大成功しました。ご主人を思うぼろまるのお陰で「かどやぶ」は

役者も集まる有名な蕎麦屋になったそうです。私も行って食べたく

なりました。「まねきねこをさがせ！」も、楽しめます。

味はいいのに、立地が悪いので、お客さんがあまりやって来ないお蕎麦屋さん、に飾られている招き猫のぼろまる。
ある夜、仲間達と一計を案じ、招き猫の力を発揮させます（笑）

どうやって人気役者を近場まで引き寄せたのが凄く気になりますが、招き猫性質が、自分のご主人が大好きなんだなぁと感じられる展開で、何だか楽しくてにこにこしながら読めるお話です。