100年くらい前の灯台守の話です。
孤島の灯台に住み込み、24時間体制で灯台を守ります。
最初は一人でしたが、
奥さんが来て、子どもが生まれて、家族3人に。
灯台守の日常と仕事内容が丁寧に書かれていて、
また灯台の中の様子の挿絵も詳細に描かれていて、
とても興味深いです。
最後、灯台は電動化され、灯台守は必要なくなって、
一家は灯台を去ります。
ちょっと寂しい終わり方ですが、
灯台守の仕事は命懸け。
危険な仕事が終わり、奥さんはほっとしたのではないかなと思います。
海辺に住む我が家の近くにも灯台がありますが、
やはり灯台守はいません。
いない理由がよくわかりました。