「マチルダとふたりのパパ」 みんなの声

タイトルに惹かれて手に取りました。
転校生のマチルダとお友達になったパール。
マチルダには二人のパパがいると知り、パパとママのいる自分の家とは違うのだろうと想像を膨らませます。
最近話題になった「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」をちょうど読んでいたので、多様性について、いろいろ考えさせられました。
こういう内容のお話が、本当に当たり前になる世の中になっていくんだろうと思います。

転校生のマチルダのパパは、二人いる。

一人は、お医者さんで、

もう一人は、家を建てる人。

パパと遊ぶのは凄く楽しいから、お父さんが二人なら

楽しさも２倍のはず。

でも思っていたのと違って、パールが家で食べてるスパゲッティで

ベッドの上で飛び跳ねたら、「静かにしなきゃあ　だめだよ」って

言われた。マチルダも家族もうちとちっとも変わらない家族だと

わかったお話でした。

両親が二人とも男性の子ってどんな子なのでしょう？
興味津々のパールの期待は見事に裏切られました。
でも、男性のカップルから子どもは生まれないですよね。
絵本に登場するのは、パールとマチルダの二人の女の子だけで、あとは脚だけで表現されている絵本です。
普通にまとまっているけれど、読んでいるこちらは思いきり想像力を掻き立てられます。
新しい形態の家族構成が、あくまで普通の家族と変わらないなんて、まだまだ理解しづらい領域かも。