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まつげの海のひこうせん」 みんなの声

まつげの海のひこうせん 作:山下 明生
絵:杉浦 範茂
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1983年01月
ISBN:9784033302706
評価スコア 4.52
評価ランキング 7,384
みんなの声 総数 24
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24件見つかりました

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  • 感情の移り変わり

    年長くらいの時にも読んであげた記憶があるけれど、小2の息子に読んであげました。

    友達との喧嘩。喧嘩とまでいかずとも心にモヤモヤした気持ちを抱える事も多々あるお年頃なので、この本はピッタリだったと思いました。
    喧嘩してからの気持ちの移り変わり、気持ちの収め方がユニークに描かれていて、ちょっと夢を見ているようなステキな気持ちになれます。

    投稿日:2018/04/07

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  • 気持ちを収めるのも難しい年頃

    本当に幼い時は、気持ちを言葉で表現することが拙いから、手や足が出てしまう。
    泣いたり怒ったり、大声を出したり、そして時間の経過で知らず知らず喧嘩を忘れてしまう。

    でも、この作品の主人公の年頃の喧嘩は、気持ちを収めるのも難しくなって来るのでしょうね。

    がらんと静かになった運動場にひっくり返っていたら、じわじわ涙がわいてきて、拳で拭ったら、目の内側がかゆくなり、うっすらと目を開けると、まつ毛に涙のまくがかかり、まつ毛の海に、・・・・・・。

    なんとも詩的な表現が続きます。
    そして現れるクジラのような大きさのさかなの飛行船。
    この飛行船の中で、負けた相手をどうしてやろうかと話す主人公の「口惜しさの咀嚼」の場面が可愛らしかった。
    どうやら気持ちが収まった頃に、飛行船は、・・・・・。

    けんかの数だけ、気持ちの収め方も上手になっていくのではないでしょうか。

    投稿日:2015/08/14

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  • まつげの

    けんかして なみだがでた みんなと先生がやつてきたけれど「じゃ 気がすむまで そこで死んでなさい」 こう言い切れる 先生はすごい
    今の学校で こんな子と言ったら 大変な問題になりそうで・・・・
    しかし けんかして悔しい気持ちのぼく  泣いていてまつげが濡れて見た夢の世界
    ここからが おもしろい展開に、 虹色にひかる海
    メダカ イワシ サンマ マグロ イルカ どんどん大きくなる
    そこへあらわれた ひこうせん ぼくがそのひこうせんに乗ってけんかしたあいてを ひどく憎んでいて やっつけたい気持ちで溢れていたのですが・・・
    おもしろいのは   おしりまるだしで うみへ ドボン 「ああいつのおちんちん さかなに ぱくりと たべられちゃうんだ」 ここまで考えたら
    なんだかつまらなくなった  
    やっぱり けんかしても ともだちは ともだち
    こんな子どもの関係が 今の子ども達の関係にもあってほしいですね!

    いじめや 陰湿な 友達関係が最近 気になりますが・・・・

    山下明夫さんの子どもの頃の思い出かな?

    投稿日:2015/08/02

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  • 学校でともだちとケンカして負けた。運動場にひっくり返っていたらみんなが呼びに来た。でもぼくはおきたくない。涙がこぼれてぴくぴく震えるまつげの向こうに空想の世界が広がります。負けてくやしいぼくの気持ち、でもだんだん相手の気持ちも気になって来る、周りで仲間たちも心配してくれている・・・。どれもが手にとるようにわかります。小学校低学年くらいの男の子には是非読んでほしいな。

    投稿日:2002/07/21

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  • 気持ちの変化を感じる

    2歳娘に読んだのですが…当然難しすぎて理解できていなかったと思います。一緒に聞いていた小2の娘でも意味を理解するのは難しかったのでは?と思いましたが、良い絵本だと思いました。主人公の気持ちを感じながら読んでほしいです。

    投稿日:2024/08/25

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  • ほほえましい

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    絵本日本賞受賞作品ということで読んでみました。

    タイトルからはまさかこんな話だとは思わなかったので
    男の子の感情が生き生きしていて面白く、
    この本に出会えてよかったです。

    自分の妄想の世界で相手をやっつける、
    私も案外やっていることで(笑)、
    男の子の葛藤が可愛く、
    息子たちもこうやって成長していくんだろうなと
    ほほえましく読みました。

    投稿日:2019/02/15

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  • 小学生の男の子がケンカした時の気持ちを描いてあります。
    けんかに負けた「ぼく」が運動場ですねて、
    先生も友だちも呆れて出払ってしまった後の心情ですね。
    まつ毛の海?
    そう、悔しい涙。
    そして、近寄ってきた飛行船との対話で、自分の気持ちを吐露。
    男の子あるあるでしょうか。
    かなり本音なので、ちょっと過激な下ネタもあるので、
    少し注意がいるかもしれません。
    秋の空が印象的です。

    投稿日:2018/10/08

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  • 悔しい気持ち・・・・・・

    小学校1年生になった孫は、友達と喧嘩になるときがあるが、「悔しい気持ち・・・・・」を体験してると思いました。喧嘩になった相手のことを考えて心の葛藤を表現しているところが、誰もが経験して頷けるところがいいなあと思いました。

    投稿日:2018/06/24

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  • 分かる気がする、男の子の葛藤

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子6歳

    6歳の娘と読みました。

    女子と男子ってやっぱリ違うもので、
    女同士で読んでいても、???なところはありましたが、
    11歳になる息子を思うと、とっても理解できるところがたくさん。

    喧嘩して、負けて?悔しい気持ち。
    じんわりとにじむ涙、ぼんやりと見える青い雲。
    どんどん上にあがっていって、悔しい気持ちを心の中で晴らし、
    なにくそなにくそと晴らしたところで、
    でも相手を大事に思う気持ちもちょっとあって、

    いつもちょっとしたことでやりあってはメソメソしていた、
    保育園生年中・長〜小学校低学年あたりの息子をみているようで、
    よくこんなに男の子の心理をうまくつかんでいるなぁと
    関心させられます。

    これは是非、息子が大きくなったら、
    パパとして息子と読んでもらいたいな。
    なぁんてことまで思わされる一冊です。

    投稿日:2017/07/04

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  • 涙ごしに見上げた空

    ケンカして校庭に転がって見上げた空。
    そのまま「死んでなさい」という先生だけど、悔しさいっぱいで見上げた空の風景から、心の世界が拡がってとてもスケールの大きな物語になっています。
    ケンカはケンカだけど、こんなぶつかり合いならばイジメなんてないのだろうな。
    戻ってきた先生と児童たちの間にで、笑い声が沸き上がったところが、ほっとします。

    投稿日:2015/07/12

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