「うちじゅうのいちにち」 みんなの声

家族５人の一日を同時進行で見ることができます！

戸建住宅の屋根を取り外した図。
寝室、リビング、お風呂にトイレ！
家の中を上から見るのって、おもしろ〜い！！

朝６時から始まり、夜１１時まで、家族の一日を同時進行で追っていきます。
左は、自宅の図。右は、４分割した家族それぞれの様子。
「そっか〜、お昼の家の中ってこんな感じ。へぇ〜、他の家族はこんなことしてるんだ〜」

自分の裏側の世界をみることができるのは、なんとも楽しいです！
うちの娘もかぶりつきで見ていました。

これは楽しい！ ブロックで家ばかり作っていた母ワクワク、探し絵絵本大好きの娘もワクワク。
娘は丹念に、さんざん自分で眺めたあげく、夜も持って来て、自分の発見をとうとうと聞かせてくれました。何度見ても楽しいと。
カバーに掲載された前作も読みたい！とのことです。

人の家の一日を、時間を追って覗き見できるのですが、我が家では猫を飼っているだけに、猫がどこへ行ったかで盛り上がりました。
ちゃんと猫扉があって、めちゃくちゃリアルな日課で生活していることが判明し大笑い。
学校でお互いが離れている時間、なにをしているかという報告をしあったり、年上である中学生のお姉ちゃんの生活を追ってみたり。

もちろん自分と違うところもありますが、とにかくリアルで細かくておもしろい。細かな挿絵が大好きな方はどうぞ。

　ある家族の一日の流れを、時間経過とともにおっていく絵本です。表紙の白い手が、屋根を持ち上げて中を丸見えにしています。文章はなくて、時間だけが入っています。

　家の細部まで丁寧に書かれているので、何回読んでも毎回新しい発見があったり、雨が降る場面ではどうして家の中が濡れてしまわないのかと、とても不思議がっていました。見えやすいように、屋根を取り外しているんだよ。と伝えても納得せず、「（白い手は）これは神様の手かもしれない」とか「おうちが小さくなってて、だれかが屋根をはずしたんだよ」とか、いろんな想像が膨らみます。