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表紙の美しく光る炎に惹かれ、手に取りました。 電気のない時代に暮らしの明かりだった和ろうそく。今でも昔から続く技で一本ずつ手作業で作られているそうです。その制作過程を辿った写真絵本です。 ろうは植物のハゼの実から絞り、その搾かすは藍染に使われ、その染色液にたまった灰は焼き物に使われるそう。「捨てるものが何もない」というのが、気持ちの良いモノづくりだなと思いました。
投稿日:2023/02/22
和蝋燭というと、小川未明の名作「赤い蝋燭と人魚」を思い起こしました。 老夫婦が作り続けていたろうそくは、今私たちが使っているろうそくとは違うことだけは理解できたからです。 今回、和ろうそくの作られる過程を知って、あの赤いろうそくの炎まで思い描くことができました。 なんとも感慨深い和ろうそくです。
投稿日:2022/08/23
和ろうそくを作る場面から話が始まります。 これだけでも目が釘付け。 溶けた蝋を手で塗るって、凄すぎる。 まさに職人芸ともいえる技。 そこから、材料となる蝋や和紙、灯芯を作っている人のところへつながっていきます。 そこでも職人のなせる技を見て、そこで「不要」となるものを「必要」な人へと渡し、そこでまた昔ながらの素晴らしい技を見て・・・ とどんどんつながっていきます。 日本の素晴らしい伝統的な技を見られるのも凄い。 捨てるものがなく、必要な人へと渡っていくのも凄い。 昔からの日本人から考え出した知恵がぎゅーーっと詰まった一冊です。
投稿日:2022/05/29
題名の「つなぐ」に惹かれました。 和ろうそくの制作過程をとらえた写真絵本なのですが、 昔から続くモノづくりの過程まで浮かび上がらせていて、奥が深いです。 蝋どころか、その原材料のハゼの実の収穫まで取材してあり、見ごたえがあります。 さらには、しぼりカスの行方もリポート。 そこでも、藍染めの現場が浮かび上がります。 さらに、そこで排出される灰の行き先。 焼き物、和紙など、数珠つなぎのようにモノづくりの現場がつながっていきます。 そう、ここには、捨てるものの無い、大いなる循環があるのです。 SDGsなどの言葉もない時代から、綿々と続くモノづくりの世界。 小学校高学年くらいから、たっぷりと学ぶことができますね。
投稿日:2022/05/19
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