SDGsは電車の広告をはじめ、さまざまなところで目にする機会があるため、今どきの子どもはSDGsのことをとてもよく知っています。けれども、「それってどういうこと?」と問われた際に、具体的にその内容を答えられる子どもは、多くはないのではないでしょうか。
SDGsの各目標自体、小さい子どもにとっては具体性を持って理解をすることは難しいものが多い印象があります。加えて、その下位項目に記載されている内容は、子どもにとってイメージをすること自体、とても難しいと思われます。この本では、SDGsの下位項目を含め、子どもがSDGsの内容を具体的に理解することにとても役立つ内容となっていました。特に、SDGsの各目標が物語として、子どもがリアリティを持てるかたちで書かれていたことが、単なるSDGsを説明した本とは異なり、良かったと思います。
小学校1年生の娘に一人読みをさせる予定です。