「ウェリントンのおおきいおでかけ」 みんなの声

かわいらしい表紙にひかれてよんでみました。おたんじょうびをむかえたぞうのウェリントン。大きくなりたくて……。自分のちいさかった子どもの時をおもいだして、わかるわかると、思わず共感してしまいました。そして、あせって大きくならなくてもいいからねと、伝えたくもなります。ウェリントンと同じように思っている子どもたちに届けばいいなと思いました。

世の中が「大きいことはいいことだ」みたいな風潮があるからでしょうか、この絵本のウェリントンの気持ちが切ないくらいよくわかりました。
私も息子に「お野菜食べないと大きくなれないよ」と言いがちですが、言い換えれば「大きくなれないのはダメ」と言ってるようなものですよね。
急いで大きくなろうとするウェリントンですが、大好きなお父さんも子どもの頃は小さかったことを知り安心した姿に、私も息子への声かけに反省しました。

ウェリントンの誕生日プレゼントにもらったパパとお揃いのジャケットがテーマのお話です。

サイズを直してもらいにパパとお出掛けすると、新しい発見ばかりです。
おじいちゃんが感慨深そうに背比べの印を付けるのが印象的でした。

誕生日を迎える子ども達に読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆