「辞書びきえほん日本地図」 みんなの声

図書館で借りた、同じシリーズの国旗を夢中になって読んでいた5歳の娘。
手元にあった方がいいなと思い、購入することに。
ちょうど絵本ナビのクーポンがあったので、日本地図もまとめて購入しました。

日本地図も読んでみたいと思っていたのですが、残念ながら近所の図書館には入っていなかったのです。

昨年、とだこうしろうさんの『にっぽんちずえほん』から地図にも興味を持ち、○○地方には○○県があるというような事を覚えていた娘。
より詳しく載っているこの本はぴったりの本でした。

見開き1ページ毎に一つの県があいうえお順で紹介されています。
どこにあるのかや特徴、シンボルマークはもちろん、これが日本一というものも載っていて、なかなか興味深いです。

最後には山の高さや県の広さ、人口の数くらべなどもあり、娘は自分の住んでいる所を見つけて喜んだり、クイズにしたりして楽しんでいます。

この本、ちょっとサイズが細長くてパラパラとめくるような感覚でサクッと読める絵本です。
日本の都道府県の簡単な絵に、名産や名所も書かれており、大人でも楽しめますね〜。
それに、あいうえお順でも検索できるようになっており、「あれ何県だっけ？」っていう検索にも対応できる便利な1冊です。
いろいろシリーズがあるから、揃えたいです。

蔭山英男さんの作品だったのでこの絵本を選びました。まず気に入ったのがめくり易い様に考えられた考え抜かれた絵本の形です。そして中身がとても興味が持ちやすいようにジャンル分けしてある所が良かったです。自国の事ながらまだまだ色々知らない事ばかりだったのを痛感しました。辞書というと白黒というイメージがある私ですが中身がカラーなのもとても好感を持ちました。この辞書は知りたい事があったらこの絵本で調べるという使い方は勿論のこと１ページ１ページしーっくりと眺めていたくなる絵本だと思いました。知らないうちに色々な知識が付くのが良いと思いました。