どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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子どもになりたいパパは、充分に子どもっぽい。 ママからしたら子どもに見えるかもしれないですね。 大人になりたいぼくは、一生懸命背伸びしたい年頃。 大人になればあれもこれもできるし、お説教されなくて済むのに…。 ママは子どもになりたいとは思わない生き物のようです。 箇条書きのように、僕が子どもになりたいわけが書かれています。 どれもこれも微笑ましいエピソード。 パパとぼくは親子でありながら、友だちで、仲間で二人の共和国を持っている。 男同士の世界のです。 やがて僕は大人になるけれど、パパは子どもになりたいけれど大人の自覚もしっかり持ったようです。 息子に慕われるパパは、いつまでも父親でいられるでしょう。 私自身の理想像ですが、子どもとはいつか大人通しとしてほんとのビールで宴会をしたいと思うのです。 子どもには大人になってほしいパパでした。
投稿日:2011/08/28
パパとのえんかいごっこで、ぼくが麦茶をビールかわりに飲むところがあります。 ぼくは、お母さんに麦茶をふって「ビール」って言って飲ませたことがあるので同じようにふってビールを作ったのかなあと思いました。 ざとういちごっこというのが、どんな遊びなのかわからなかったのでお母さんに聞きました。 目の見えない人が悪い人をやっつけるのだそうです。 パパもざとういちになりたがって、 子どもみたいにはしゃいで遊ぶのがおもしろいと思います。 ぼくは大人になるより子どもでいた方が楽しいそうだと思いました。
投稿日:2011/08/21
特に大きな事件があるわけではありません。 主人公・まさるくんは大好きなちさみちゃんと結婚したくて、大人になりたがっています。 そのまさるくんの目を通した現実大人であるパパやママの姿は、まさるくんの“理想の大人”と少々ギャップがあります。 目の前のパパの「子どもにもなりたい」というし…。 全然かっこよくないけど、一生懸命なパパも、家のことを一生懸命やっているのに、何とかなく男二人に理解されていないママと、ごく普通の自然な家族像がかえって新鮮に見えました。 なんとなく頼りない子どもっぽいパパですが、最後のシーンのセリフがとっても家族思いで素敵でした。 親になって、一番わかることは「子育てしながら、親も親として育っていくんだ」っていう感覚でした。 このパパも、まさるくんと一緒に素敵なお父さんになっていきそうです。そして、そのお父さんの背中を見て育つまさるくん自身も、きっといつか素敵なお父さんになるんでしょうね。 字が大きく行間も大きめに空いていますし、はっきりした挿絵がたくさん載っているので、5,6歳児からでも楽しく読めそうです。 ただ、どちらかというと男の子目線で描かれている世界なので、共感を覚えて楽しめるのは、男の子の方ではないでしょうか?
先日のこと、息子がペットボトルに入れた麦茶をシェイクして「はい、ビールだよ。飲んで」と言ってきたことがありました。 この本の中に「えんかいごっこ」とパパとぼくが称して遊んでいる時に、麦茶をビールと見立てていたのを読み、息子が「このビールもふったのかな」と気になったようです。 本の中に自分と同じような体験があると子どもは本の世界に入りやすいというのもあるでしょうし、この本のパパとぼくの関係がおもしろいと映ったようです。 ママが傍観者的に見ていたり、男同士の関係に入りづらそうな感じがあるのが、私の目から見るとちょっと残念かな。 ママももっと子どもみたいに弾けて、パパと子どもと遊んだらいいのにと思うところもありました。 子どもたちと接することの多かった灰谷さんだから、こんな風なパパ像になり、子どもの気持ちに寄りそえるのかもしれません。 パパと息子の関係としてはとても好ましい関係だと思います。 最後にパパが父として生きる覚悟が見えた気がしました。
投稿日:2011/08/22
8歳の息子と読みました。 大人から見たらちょっと困ったオトナだけど、 子供の目線からだととっても素敵にうつるオトナが描かれているのは、 灰谷健次郎さんの作品らしいなぁと思いました。 この一冊では、題名のとおり、 「子供になりたい」パパと、 「おとなになりたい」ボクの、日常のふれあいが、 とっても面白く描かれています。 日常のささかやかな矛盾に納得がいかない「ぼく」の目線や、 「パパとぼく」 VS 「ママ」になってる構図が、 8歳の息子には非常に共感できるらしく、 とても食いつきがよかったです。 読み終わった後はもちろん、 「パパは、こどもになりたい?!」と聞いていましたよ! 是非、男の子におススメしたい一冊です!
投稿日:2014/09/25
「ね、おとなと 子どもの さかいめって どこ?」こんな質問をするこども なかなかませているな〜 夕ご飯のときおならしたぼく ママは、いじはってる 「ママだって おならするだろう。」 「おぎょうぎのわるいことしません」 う〜ん そんなに見栄を張らなくてもママ 本当にませた子です ちさみちゃんを あいしてる。 大きくなったら どんなパパになるんでしょう? 「パパは こどもになりたいなあ」 こどものごっこをみて パパもうらやましかったのかもね 確かに 子どもっていいな〜と思うこと有りますから・・・ でも ここのママはやっぱりきどっていて 子どもの頃のことわすれてしまったのかな〜(ちょっとくらい 子どもとごっこ楽しめたらいいのにね〜 そのてん パパは座頭市ごっこしたりごっこ楽しんで なりきってる かわいいパパです こんなパパがいいな〜 子どもにとったらね そして やっぱり パパは パパらしく 子どもを肩車して 「パパは おまえが すきだから おまえが いなかったらこまるんだ」 こんなふうに 子どもを愛して 子育てしているパパすごいな〜
投稿日:2013/04/30
読んでいるとなんとなく昭和の香りがしてくるお話ですね 5歳の子供が「ざとういち」って今ではなかなかありえないかも・・・? まさるもパパもお互いにととなになること、子どもになりたい理由は言いませんが、お話を読んでいくと、心当たりのありそうなことが出て着ます このお話の中では、残念ながらママは悪役になるのかしら 作者灰谷健次郎さんが子どもの目線で捉えた物語は、子どもに共感を得る気がします
投稿日:2011/08/24
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