子どもの読書週間だったので、小学校で読みました。
うさぎさんがわにのおじさんにおはなしをねだって、
わにのおじさんが「わにの木」のおはなしをしてくれるのです。
わにさんの背中に木が生え、それが育ってわにの木になって、
わにの木の実が落ちて、わにの子が生まれて・・・。
ナンセンスですが、妙にリアリティのある語り口が素敵です。
それも、昔話風に語尾に「〜とさ」がついているのです。
すっかりうさぎさんも物語の中に入り込み、最後はおやすみなさい、なのですね。
まさしく、おやすみ前のおはなしにぴったりです。
ゆったりと読んであげてほしいです。
おはなし会でも、みんな聞き入っていましたよ。