「なにができる？」 みんなの声

「木」からつくられたとは思えない、リアルな木工作品がたくさん掲載された絵本でした。木工をやったことがある子どもが、「えー、こんなふうにつくれないよ！？」ととても驚きながら絵本を見てくれました。芸術に関する新たな世界を垣間見ることができる絵本だと思います。

この作者の絵本を初めて読みました。

木が出てくるんですが、

木で何かを作って、それで何ができるか当てます。

削った木に色を塗ると絵のように見えます。

作者名もキボリノコンノ

なんだかおもしろいですね。

他の作品を読んでみたいです。

作者名に？？？
そう、木彫りアーティストだそう。
と、いう事は……、木彫り作品による絵本。
木！なのに、このリアルな造形にびっくりです。
「あっと驚くもの」をテーマに作品を制作しているとのこと。
納得のクオリティです。
注目は、その工程もしっかり掲載していること。
あえて木くずとオノマトペだけで表現し、
その制作工程がふわりと浮かび上がります。
まさに、「なにができる？」というワクワクの間があるのが楽しいです。
それにしても、すごいすごい。
ホットケーキなんて！
もちろん、最後には集大成が。
うん、美味しそう！
幼稚園児くらいから、たっぷりびっくりしてほしいですね。

2歳、4歳、6歳の我が子たちと読みました。表紙のりんごが木からできているなんて！とまず驚き。その後もなにができる？と聞かれたら、それぞれの考えを言って当たっていたら大盛り上がり。特に、お寿司が好きなので、海老のお寿司がでてきたときはすごーい！と感心していました。