本文中に出てくる「ストロー撲滅キャンペーン」のような文字を見て、少々考えてしまいました。
要はプラスチック製のストローを止めましょうということだと思うのですが、使われなかったストローがムダに棄てられているという事実も あったりするのでしょう。
ストローの歴史は古くて、当初は殻やおりを避けてビールを飲むためという道具として生まれたとか。
道具としての必需性は考えながら、あまり意味を持たない無駄な利用は、見直してもいいのかも知れません。
あとがきで、著者はこの本が問題提起の本だと、しっかり位置づけてくれました。
絵を手がけたズユェ・チェンさんは聴覚障がいの方だそうです。障がいと向き合ってきたからこその感性が、絵の中にあるのかも知れません。
プラごみを減らしていくという大きなテーマの中で、材質の見直しとともに、そのようなものに頼らないライフスタイルを検討ししていく必要性を感じました。