「ミコばあちゃん」 みんなの声

猫と暮らすおばあちゃんの日常のお話かな？と、思ったら予想だにしない展開で、ぐいぐい引き込まれていきました。
特に公園でのシーンは、まさかの新しい人物の登場と展開に、びっくり、そして笑ってしまいました。
おばあちゃんになったら、こんな生活がしてみたいです。

もし夜の公園でこの人達を見かけたら、ドキッとするかな？
それとも笑ってしまうかな？と思いながら読みました。
今の世の中、コスプレする人も多いし、奇抜な外見の名物◯◯さんもいますから。
でもよく考えてみたら、ミコばあちゃんたちは目立ちたがりではなく、自分の好きなことを楽しんでいるだけでした。
自由で、平和で、穏やかな気持ちになりました。

表紙から、どんなお話だろうとわくわくしながら読み始めました。ねこが好きなあまり、ねこのかっこうをしてしまうミコばあちゃん。なんともかわいくて、ほのぼの。その後の展開には、びっくりしました。裏表紙の絵も素敵。楽しい未来が想像できて、ほっこりしました。ミコばあちゃんのように、いくつになっても、自分の好きなことに素直にむきあって、楽しく過ごせればいいなあと思いました。

キュートなおばあさんにほっこりですが、背後に何か違和感。
この表紙絵は一体！？
昭和な家に住むミコばあちゃん、縁側で編み物がぴったり。
ねこに囲まれて、まあ、編み物の仕上がりがねこ仕様！？
ここまでくると、「好き」にほっこり。
おやおや、夜に遊びに行くねこたちのように、公園へ。
この行動力、すごいです。
だからこその、また違った同志との出会いでしょうね。
嬉しいような、恥ずかしいような。
その表現がぴったりです。
純粋な「好き」の気持ち、いいですねえ。

絵のタッチが優しい感じで雰囲気がとっても良かったです。内容は猫好きにはたまらない感じがして、猫大好きな私も表紙からなんだか嬉しくなりました。こんなおばあちゃんが本当に居たら楽しいかも、と思いながら読みましたが、こんな風に自分のしたいことをやってみれるといいな。と思いました。私もこんな風に猫ちゃんたちとずっと一緒に１日を過ごせたらいいな、とちょっと羨ましかったです。可愛いおばあちゃんたちとかわいい猫ちゃんたち。思わず笑顔になれるかわいい絵本です。

年をとってもとらなくても、好きなものになり切ることは素敵なことだと思います。生産年齢と呼ばれる年代に該当すると、世間体があって実現できないことがたくさんあります。けれども、この絵本を読むと、「年をとったらできるのかもな」という気がしてきました…。そうではなく！子どものうちに思う存分、自分の「好き」を楽しませてあげなくてはと思いました。

ミコばあちゃんはネコが大好き♪
ほんとにかわいいおばあちゃんで、
てづくりのおようふくを着ている姿は、
かわいいかわいいネコちゃん（笑）
楽しい気持ちになれる絵本で、
ネコ好きならもちろん、
ネコが好きじゃなくても、
愛着がわいてくると思います！！

ネコが大好きなおばあちゃんは、編み物をしているとついネコ型の帽子を編んでいました。次には全身ネコになれる服を。それを来て1日ネコと遊んで、夜になったのでネコたちを追いかけて公園へ。どうなることやらと思っていると、なんとも意外な展開に。その後が予想できて面白いです。

なんともかわいらしい、自由な絵本でした。
みんながミコばあちゃんやおじいさんのようになれたら、素敵ですね。

ミコばあちゃんもおじいさんもやっているのは自分だけと思っていたけれど、思いもかけず仲間ができて、心強い気持ちになれたのではないかと思います。
これからは、夜だけではなく昼間にも自由に動き回れるといいですね。