朝寝坊のかばくんと、ちびかばくん。
そこへ、なぜかかめをひもでつないでお散歩に連れてきた男の子。
手にはきゃべつととうもろこし。
「や かめくん」「や かばくん」
とのんびり同士であいさつ。
今日はにぎやかだな〜と思ったら、
そうか今日は日曜日。
動物を見に来てるはずの子供たちが、
逆にかばくんに観察されてます。
なにをそんなにせかせかしてるのかな〜って思ってたりして。
人間のことなんておかまいなしに、
マイペースなかばくん。
そんなかばくんにかける少年の言葉が妙に面白い。
なんだかここだけ時間の流れが他とは違っているようです。
かばって、ほんといつ見ても、寝てるだけだったりしますけど、
なんだかそんなのんびりもいいな〜って思えます。
他にはない雰囲気の絵本で、私は好きです。
息子はとにかくでっかいお口でキャベツを食べるところがお気に入り。
「かばさん 大きなおくちでたたべてるね〜」
と感心しきりです。