うみべのまちのタッソー」 みんなの声

うみべのまちのタッソー 作・絵:ウィリアム・パパズ
訳:神宮 輝夫
出版社:らくだ出版
税込価格:\1,496
発行日:1986年08月
ISBN:9784897770154
評価スコア 4.5
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  • 機械と人間

    アクのある絵で、ちょっと極端なお話です。
    タッソーの演奏する音楽は、人たちを喜ばせました。
    でも、人間だからいつまでも弾いていることはできません。
    お店を辞めさせられた理由というのがふざけています。
    代わりに入れられたジュークボックは、最初は喜ばれたけれど、音の大きさと四六時中なっていることに人々は腹を立てました。
    それはそうでしょう。
    タッソーが呼び戻され、ジュークボックは海に沈められました。
    共存を考えない店の主人の単細胞が際立った作品でした。
    問題提起でしょうか。

    投稿日:2024/05/17

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  • アナログとデジタル

    ブズキという楽器の上手なタッソー。海辺の町の食堂で、演奏しています。
    でも、長い時間ひくと疲れてしまいます。タッソーは、まだ少年ですし仕方がありません。
    でも、お客に来て欲しい食堂の主人は、ジュークボックスを買って、タッソーをクビにしてしまいました。

    機械にはかなわないか・・・と思ったら、タッソーの演奏がみんなに喜ばれました。

    アナログ(人間タッソー)がデジタル(ジュークボックス)に、勝利したと感じたのは、私だけでしょうか。

    おしゃれな絵が、外国の猟師町の雰囲気を伝えてくれます。

    投稿日:2011/08/23

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  • 懐かしさを感じます

    題名と絵のせいなのか、息子はあまり興味を示さずにいた本なのですが、読み出すと興味を示してきました。

    特にジュークボックスが導入されて、人々が寝不足で目の下にくまを作っているところなどは反応していました。

    いかに効率が良くとも、機械よりも人の手の方が優しさやぬくもりが伝わるように思います。

    今の生活では、あまりにも効率が優先されているようにも思うので、こういう絵本を読むと懐かしさを感じます。

    投稿日:2009/01/29

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