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岩波少年文庫 62 床下の小人たち」 みんなの声

岩波少年文庫 62 床下の小人たち 作:メアリー・ノートン
訳:林 容吉
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\858
発行日:2000年09月
ISBN:9784001140620
評価スコア 4.57
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  • 素敵な小人との夢の生活

    • ぷりこさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子8歳、男の子3歳

    私も娘も、宮崎駿さんの映画が大好きで、借りぐらしの
    アリエッティの原作だということで、読んでみました♪
    原作を読んでから映画を見たいと思っていました。

    娘にもこの本を見せましたが、『字が小さすぎる〜!』
    『お母さんはこんな小さな字が読めるんだね〜。』と
    感心されてしまいました。

    先日、家族で映画を見てきましたので、娘には、
    借りぐらしのアリエッティのアニメ絵本が出た
    ようですので、そちらから読ませようかと思っています。

    人間から物を借りて、小人の家族は生活をしていました。
    気が付いたら、無くしモノがよくある我が家にも、もしかしたら
    小人が住んでいたら素敵だな〜♪と考えましたが、
    生活のリズムが一定の家でないと、うっかり出くわして
    しまうので、バタバタしている我が家にはきっと
    住めないかな〜(^_^;)

    映画と小説では、お父さんの雰囲気が違いましたが
    どちらも味のあるお話でした。

    投稿日:2010/09/02

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    1
  • 2010年夏に公開されたスタジオジブリのアニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」(米林宏昌監督)の原作であるイギリスの児童文学。
     あの宮崎駿さんは企画と脚本で参加しています。
     そもそも原作は1952年に出版されたもので、原題は「THE BORROWERS」で日本語にすると「借り手」ですから、ジブリ作品の方がニュアンス的には近いかもしれません。
     もっとも岩波少年文庫にラインナップされたのが1956年ですから、「床下の小人たち」の方が物語を端的に表していてわかりやすかったともいえます。

     この物語はタイトルが示す通り、ある古風な家の床下に住む三人の小人の家族の物語です。
     父はポッド、母はホミリー、そして一人娘のアリエッティ。
     彼らの世界では絶対に人間にその姿を見られてはいけないという不文律があります。
     ところが、ある日ポッドがその家で静養に来ていた男の子に姿を見られてしまいます。
     嫌な予兆の始まりです。
     さらにはアリエッティまでも見つけられ、男の子としゃべってしまいます。
     この時男の子はアリエッティのような小人の種族はいつか滅びるという辛辣なことをいうのですが、子供は時に残酷なことを平気に口にする。
     そういうありのままの子供を描くことで、子供たちがその物語を自分にひきつけていく。そんなところに優れた児童文学があるのだと思います。
     そして、アリエッティたちはついに男の子以外の人間にも見つかってしまい、なじんだ床下から出ていくことになります。

     「借りぐらし」というのは、人間の生活からこまごましたものを借りて自分たちの暮らしを支えること。
     そんな生活をしているアリエッティたちが本当にいるかもしれない、そんなことをふと思います。

    投稿日:2020/11/27

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  • 物が無くなる訳

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子20歳、男の子18歳

    『THE BORROWERS』が原題。
    借りぐらしの小人たちというのが直訳ですが、床下、と意訳するとまた味がありますね。
    メイおばさんが少女ケイトに語って聞かせた、借りぐらしの小人たちのエピソードです。
    古い家の床下に、小人の夫婦、ポッドとホミリー、娘のアリエッティが住んでいたのです。
    しかも、人間の物を「借りて」生活していたのですね。
    ちょっとした小物がなくなることの理由として語られるので、
    思わず納得ですね。(笑)
    人間の小物をどのようにして借りるのか、また、それらをどう活用するのか、
    その知恵にも感心しますね。
    好奇心旺盛なアリエッティの活躍ぶりも爽快です。
    人間との関係もハラハラドキドキです。
    アリエッティが見つかった男の子の造形も面白いです。
    最後には意味深なオチもありますからね。
    ポッド父さんと、ホミリー母さんも、とても個性的で愉快です。
    ジブリの映画「借りぐらしのアリエッティ」の原作になりますが、
    かなり改変されていますので、やはりこちらもしっかり読んでほしいです。

    投稿日:2014/08/06

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  • 現代っ子には…

    • 将軍亭琴音さん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子11歳、女の子8歳、女の子6歳

    「借り暮らしのアリエッティ」が公開される前に
    まず原作で楽しもう!と毎晩寝る前の読み聞かせの
    時間に子どもと一緒に楽しみました。

    読んでみて…昔の読み物だなぁと思いました。
    展開がゆっくり、情景描写も人物描写も
    人物の関係性も実に細かく、しっかりと書いてある。
    私は楽しかったのですが…やはり8歳の娘は退屈するようで
    最初の方は毎回、読んでいる途中で寝てしまい
    次の日は前の日のあらすじから始めなければならず…。
    アリエッティが男の子と出会うあたりから
    興味が出てきたようで、ようやく眠らないようになりました。

    展開の早い現代の読み物、
    現代の書き方に慣れた子どもには
    難しい本じゃないかな…と思います。
    多分、最初の段階で読むのを
    止めるんじゃないかなぁ…。

    いや、本当に、実におもしろいお話なんですけどね…。

    投稿日:2011/07/07

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  • 会ってみたいな〜

    床下の小人たちは人間から色々なモノを借りてきて、自分たちなりに工夫して使い、生活をしています。
    ゴミ箱に捨ててあった手紙は壁紙へと姿を変え、切手は壁に飾る絵となり、マッチ箱はタンスになり、宝石箱は長いすになります。
    家にはちゃんと暖炉もあって、火を使って料理もしています。
    小人たちも“借りに行く事”以外は人間とあまり変わらない生活を送っているのです。

    小人は、ありとあらゆるモノを人間の住む“上の世界”に借りに行くのですが、ある日、主人公(アリエッティ)の父親が人間の男の子に見られてしまいます。
    男の子と関わりあっていくうちに、少しずつ小人たちの生活にも変化が現れて・・・


    誰でも小さい頃に“小人はいる”と想像したことがあるかな?と思うのですが、まさにその世界がどんどん膨らむ絵本です。
    大人になった今、小人に会ったら感激するかな?キャーって驚いて叫んでしまうかな?なんて、想像が膨らむ膨らむ(笑)

    投稿日:2010/09/18

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  • 身の丈にあった暮らし

    岩波少年文庫、娘がもう少し大きくなったら楽しく読めるように
    少しずつ集めたいなあと思っています(と言いながら自分が読み
    たいからだったりしますが。笑)。

    アリエッティ達の暮らしがとても素敵です。
    人間の道具を借りてきて、自分達の身の丈にあった道具に
    工夫・改良して使っていて。手紙が壁紙になっていたり、
    宝石箱がソファになっていたり。魚の骨を削って縫い針にしたり。
    読んでいてわくわくしてしまいます。

    与えられたものを、なんにも考えずにそのまま使うのじゃやっ
    ぱりなんだか物足りないのだよね、自分で考えたり作り直した
    りするから楽しいのだよね。

    我が家の物、夫や娘の物がよくなくなって探しているのは、も
    しかして床下にアリエッティ達みたいな小人さんが住んでいる
    のかな?と思うけれど、そそっかしい人や(夫だ)気ままな子
    どもが(娘だ)いる家には小人さん達は長くは住めないらしい
    ので、やっぱり家にはいないだろうなあ。残念だなあ。

    投稿日:2010/08/01

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