「ぼうや おくちをあけて」を先に読んでいたので、表紙の絵をみたとたん、「この本読んだことあるよ」と言う娘。
「あのくまのサムが出てくる別のおはなしなんだよ」と説明をして、読み始めました。
久しぶりに会ったサムは相変わらずの甘えん坊。そしてサムのママは相変わらずのやさしいママ。
「ママ、あれを忘れてるんじゃない?」と言ってなかなか眠ろうとしないサムを、ママがゆったりと眠りに導いてくれます。
サムの言うとおり、ママは本当は分かっていたのに、サムとの愛しい時間を楽しむために、わざと忘れたふりをしていたのかもしれませんね。
前作と同様に、ほのぼのと温かい、親子の愛情をたっぷり感じられる絵本でした。