上方落語家≪桂米平≫の書きおろした子ども向け上方落語です。
いとうひろしさんの挿絵がおはなしの雰囲気にあっていて読み易かったです。
「落語」って現実ではありえへん。と思うことが平気で起こるユーモラスな話がたくさんあります。
絵本でいうなら感覚的に近いのは、長新太さんのナンセンス絵本みたいな世界ですかね〜。(あくまでも私的なイメージですが)
この話もとっても不可思議でかつ笑えます。
目が悪くなってるからって、抜き出して洗って、更に犬の目入れちゃうなんてこと、まずありえませんから。(笑)
でも、そこをもっともらしく語るのが「落語」なんですよね〜。
楽しい話にワクワクしておはなしのオチもわかる年頃、小学校の中学年から高学年くらいのお子さんたちにいかがでしょうか?