ありのガトーは、たんぽぽが一面に咲く丘に住んでいました。ガトーは、丘の木に登って、遠くをながめるのが好きでした。そして、はとのように空を飛びたいと思ったのです。そこで、あるものを使って空を飛んで見ることにしました。
よく見ると、布を切り、ミシンで縫って、作られた絵で、お話ができています。それも、色とりどりのデニム生地が使われています。よくもここまで細かい作業ができたものだと、感心させられました。
ちいさなありと、はととのやりとりは、穏やかな口調で、優しい気持ちが伝わってきました。
さて、風任せの空の旅、ガトーは、どんな大冒険ができたでしょうか。
『ガトー』という、ちょっと聞き慣れない名前、どこからきたのかなぁと思って考えると、ふむふむそういうことか!