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ペニーさん」 みんなの声

ペニーさん 作・絵:マリー・ホール・エッツ
訳:松岡 享子
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1997年
ISBN:9784198607234
評価スコア 4.8
評価ランキング 367
みんなの声 総数 14
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  • 長いけど読んでほしい

    とても長いです。
    でも時間のあるときぜひ読んでほしい。

    いいお話です。”家族愛”とか”恩返し”のお話といえばそうさのですが、まったく説教くささや、道徳くささを感じません。
    素直に、笑えて、温かくて、爽快で、最後には、家族っていいな、本当によかったね。と思えるのです。

    赤いカバーに、モノトーンのおじさんが一人、インパクトのある表紙に、これがペニーさんです。とあります。
    訳が分らないけど強く惹かれて、図書館でジャケ借り、文の量に驚いたけど、読んでみると、おもしろいおもしろい。
    一時期『一番好きな絵本は?』と聞かれると、ペニーさんとこたえていました。
    子どもたちにも読みました。長いけど聞いてくれると思います。
    おすすめです。

    投稿日:2017/08/21

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  • ウドルじゅうでいちばん幸せな家族

    貧乏で年老いたペニーさんでしたが、ペニーさんの大勢の家族の

    為に、工場で働いています。大勢の家族というのが、年とった馬、

    牝牛、雌のやぎ、ぶた、子羊、めんどり、おんどりです。

    その家族の動物たちが、お隣の畑を荒らしたので、ペニーさんに

    損害を弁償するように言われました。

    なにより、動物たちを大切に思っているペニーさんの為に、

    動物たちが、ペニーさんが寝ている間に働きました。

    恩返しと言えばそうですが、今まで怠けて働かなった動物たち

    が労働の喜びを知り、ペニーさんを助けて幸せに暮らしました。

    「ウドルじゅうでいちばん幸せな家族」と言われるようになりまし

    た。ペニーさんが、おとなりさんに言った言葉、

    「申しわけないですが、だんなさん、生きものは、どこか別の

    ところで買ってください。うちには手放せるやつは、ひとりもない

    んっです。ただのひとりも。」

    家族を可愛がってるからこそ、動物たちもペニーさんの為に

    頑張れたんだと思いました。

    投稿日:2019/05/26

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  • 続編もあります。

    我が家の住む街の図書館で「小学3,4年生におすすめの本」として,こちらの絵本が紹介されていました。
    絵本といっても,長いです。
    この白黒のおじさんがペニーさん。動物たちと暮らしています。ペニーさんにとって動物たちは家族同然なんですよね。
    そして動物たちにとっても!
    シリーズで続編もあります。

    投稿日:2018/11/01

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  • いい本だなとしみじみ

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    マリー・ホール・エッツの作品で、
    お勧めされていたから図書館で借りて読もうとしたのですが、
    文章が多い・・・
    正直、本当に面白いのかと疑いたくなり、
    まずは自分で読もうと一人で読みました。

    良かったです。

    面白くて、あったかくて、癒されました。

    ああ、いい本だなとしみじみと思いました。

    でも、やっぱり字が多いので、
    子どもたちが小学校にあがってから
    読んであげようと思います。

    投稿日:2018/11/16

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  • 作者 エッツさんのデビュー作とのこと
    ペニーさんは心優しい人です   家族が大勢いるんで 町の工場で働いています
    ペニーさんの家畜たちはそれぞれおもしろい
    ある日 オンドリのドゥデーィが、ペニーさんが働きにでた後に 小屋の屋根に飛び上がり 隣の畑に美味しいものがたくさんあるとみんなに言うのです
    もちろん食いしん坊のみんなは塀をこじ開け進入
    美味しいものをたらふく食べていると 隣の大きなイヌが追いかけてきてオンドリの尾羽が一本残らず食いちぎられてしまうのです みんなが大あわてで逃げましたが・・・・・ここからが大変  食べ過ぎで お腹をこわしペニーさんは クスリを飲ませます

    ところが 隣の住人が 腹を立てて ペニーさんに新月までにはたけ三枚を耕し 納屋の牧草地の石ころをきれいにする毎日牛乳を届けるか 
    動物たちを引きとると言い渡され ペニーさんは大弱り 
    それを聞いていた 家畜たちはどうしたと思いますか?
    ここからが家畜たちの本領発揮
     ペニーさんと家畜たちの協力で幸せつかんだお話です
    長いお話も 良いお話しで一気に読めました
    幸せとは 心の優しさと  真面目に働く事で つかむものなのですね 

    投稿日:2017/09/06

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  • あたたかい

    エッツのデビュー作としって、読んでみました。
    たくさんの動物と暮らしている、ペニーさん。甘えてばかりだった動物たちが、あることがきっかけで、ペニーさんのためにかわっていきます。
    つねに、かわらない愛情で動物たちを思うペニーさんと、ペニーさんのためにうごきはじめる動物たちとの交流に気持ちがあたたかくなりました。
    白黒の絵も、魅力的です。読み応えのある絵本でした。

    投稿日:2017/03/30

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  • 居候の家族愛

    やれば出来るじゃない。
    そう言いたくなるような動物たちの変化です。
    貧乏暮らしのペニーさんの家であぐらをかいていた、様々な動物たち。
    きっかけにはちょっと問題がありますが、ペニーさんを思っての素晴らしい結束力に拍手です。
    エッツのデビュー作品ということですが、とても濃厚です。

    投稿日:2014/08/29

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  • 心の循環がよかった。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    邦訳が松岡京子さんなので、絶対に間違いはない作品だと、確信して読みました。ただ、低年齢のお子さんにはちょっと長いので、大人が一緒に読んであげるか、途中で休憩を入れたほうがよさそうです。
    学校などの集団の場所での読み聞かせに使うには、1ページの文章がとても長い上、絵が少なく(たぶん)版画絵なので遠目も利きづらいので、あまりお勧めできません。

    ペニーさんは素敵な人ですね。自分のうちで買っている動物たちを本当の家族のように思ってる。
    だから、動物たちも(ちょっと自分勝手なところもありますが)そんな優しいペニーさんに応えようとする。素敵な心の循環です。

    うちの上の子は、動物が大好きなので「なにこれ、面白そうじゃん」と手にとって、一人読みしていました。
    ニコニコしながら私に返しに来たので、満足してくれたようです。
    動物が好きなお子さんなら、(読んであげれば)4,5歳くらいからでも楽しく聞けると思います。

    投稿日:2011/08/31

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  • 大切な家族

    大好きなエッツの作品です。
    長文で細かい文字が並びます。
    絵本というより読み物です。

    役に立たない動物たちとくらすペニーさんですが
    動物たちを怒ったり嫌がったりせず
    一緒に暮らしています。
    ある事件をきっかけに動物たちが働き始めました。
    それも、自らが進んで考え、
    自分たちにしかできないことをします。
    自分が出来ることを最大限実行しようとします。

    自分たちのせいで・・と動いていた動物たちも
    だんだん、自ら働くことが楽しくなっていき、
    嫌々ではなくみんなで楽しく働きます。

    ペニーさんが動物へかける愛情は
    最初から最後まで変わりません。
    大切な大切な家族ですから。

    投稿日:2011/05/22

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  • 読んで良かった!

    • くるりくまさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子8歳、女の子5歳、男の子2歳

    前から気になっていた「ペニーさん」。
    ちらっと見ると、細かい字で長い文章と白黒の絵にしり込みして、なかなか読む気になれず・・・。
    今回は、まあ子どもが途中で「長いから、あといい」と言ったら私が読めばいいか、とやっと手に取りました。

    結果は「読んで良かった!」です。
    内容を全然知らずに読んだのも良かったのかもしれません。
    最初は動物たちの名前がいろいろ出てきて、途中で「この名前は何の動物だったっけ?」なんて前に戻って読むこともしばしば。
    だけど、読み進むにつれてぐんぐんお話のおもしろさに引き込まれました。
    読み終わって、動物たちの頑張りにこっちまで励まされたような、自分も頑張るぞ〜って気にさせられました。
    家族思いのペニーさん。
    「ペニーさん、良かったね!」と声をかけたくなりました。

    子どもも「面白い!」と言って、最後まで聞いていました。

    投稿日:2009/11/09

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