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ぼくのママが生まれた島 セブ―フィリピン」 みんなの声

ぼくのママが生まれた島 セブ―フィリピン 作:なとり ちづ おおとも やすお
絵:おおとも やすお
出版社:福音館書店
税込価格:\1,540
発行日:2010年10月
ISBN:9784834025910
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,359
みんなの声 総数 9
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  • クリスマス

    クリスマスの時期にぴったりの絵本だと感じたので選びました。自分のルーツである場所へ行くことの意義を感じられる絵本でした。セブのクリスマスはキリスト教の精神にのっとっているのが素晴らしいと思いました。クリスマスの本来の意味を再確認させてくれる絵本でした。感動しました。

    投稿日:2010/11/19

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  • 今まで以上に身近に感じられました

    図書館の新刊コーナーで見つけました。

    フィリピンというのが目に留まり、働いていた頃、上司が「近所のフィリピンのお嫁さんは毎日旦那さんの実家へ電話して両親が健在であるかを尋ねるから親孝行だ」と言っていたことを思い出しました。

    フィリピン人のお母さんを持つ姉弟が母の生まれた島を訪ねます。

    フィリピンの家族はとても仲が良く家族を大切にしていることが伝わっ気ます。

    シェアリング(わかちあい)ということを大切にしていて、貧しい人にクリスマスが近づくと品物を集めて配るということも、印象に残りました。

    あとがきによると、おおともさんご一家がフィリピンに住まわれたご経験があり、そこから生まれたお話であることもわかりました。

    『クリスマスまであと九日』の中でも出てきたピニャタが、この本の中でピニャータという名前出てきたことにも驚きました。

    知っているようで、あまり知らないフィリピンの生活、クリスマスが絵本で知ることにより、今まで以上に身近に感じられました。

    投稿日:2010/11/18

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  • 異文化

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    異文化を感じさせられます。
    新潟に来て結婚したフィリピン人のお母さん。

    きっと、こういう子どももこれからますます
    増えていくのでしょうね。

    でも、こんな風に自分のルーツを知り、
    異文化を体験し、
    差別のない目で感じ取れると
    きっと素晴らしい国際人になれ、
    いい友好関係が築けていけそうな気がします。

    食べ物から異文化を
    受け入れ合っているのがとてもよかったです。

    投稿日:2020/10/27

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  • セブについて学べる絵本

    • キールさん
    • 30代
    • ママ
    • 福井県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    とっても長くて、セブのガイドブックではないかと思うくらい分かりやすく詳細です。

    読み聞かせは大変ですが一緒に読んでいて学びも多く楽しいです。

    主にフィリピンセブ島のクリスマスシーズンの様子のお話です。文化の違いをよく感じ取ることができ、他国への興味を引き出してあげられそうだなと思いました。

    セブ島に行ってみたくなります。

    投稿日:2018/09/03

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  • 近くの小学校にも、外国人の母親を持つ子どもが数名いるようですが、このような絵本を読むと、どのような場所から来られたのか理解できてありがたい一冊です。
    文化、生活慣習、気候、様々な差違を乗り越えての結婚って、素晴らしい事だと思います。
    子どもにとって、親の育ってきた場所を知ることもとても重要な事だとも思います。

    投稿日:2018/04/30

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  • セブ島について

    このお話は、セブ島について、セブ島出身のママがいる家族の里帰りを紹介しながら楽しく紹介してあるお話でした。セブ島は日本と全く違った文化がたくさんあって、うちの子はとっても興味津々でした。中でも、大きなマーケットや豪快なフィリピン料理に魅了されていました。

    投稿日:2016/11/07

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  • セブ島

    会社の同僚が旅行でセブ島に行ったことがあったので、名前だけは知っていたのでタイトルを見たときには、「読みたい!」と強く思いました。お店屋さんの並ぶ光景がとても気に入ってセブ島に行きたいと思いました。やっぱり生まれた国に子供を連れて行くのは本当に嬉しそうなおかあさんだったので良かったねって思いました。家族の絆がとても強く感じられて感動しました。絵がとても素敵に画かれていたので感激しました。

    投稿日:2013/10/04

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  • 旅行に行った気分になります

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    著者はセブ島で1年間暮らしたことがあり、日本に戻ってきて、上越市でセブ島の学校で娘の先生だったシスターの仲間のシスターと出会います。
    それをきっかけに、上越市に住むフィリピン出身のお嫁さんがいるご家族を取材してこの絵本は生まれました。
    まさに、生まれるべくして生まれた本と言えそうです。

    お話は、上越市のしょうた君一家が、おかあさんの生まれたセブ島へ、正月に訪れた出来事を描いたものです。
    何と言っても異国の暮らしぶりが、つぶさにわかるのが良いです。
    まるで、実際に行ったかのような気分になるくらい臨場感があります。

    また、家族って何?人の繋がりって何?ということを、わかりやすく伝えてくれている絵本でもあると思います。

    読み聞かせというよりは、自分で読む類の絵本です。
    地図に興味を持ち始めた頃に読むと、とても役立つ教材的絵本だと思いますし、巻末に「少し詳しく」と説明があるのも気が利いています。



    投稿日:2010/12/12

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  • フィリピン セブ島のクリスマスのお話

     こちら雪国では羨ましい表紙絵を見て、あったかい国のお話もいいなぁ〜、と手に取りました。
     読んでビックリ!
     なんと、フィリピン セブ島のクリスマスのお話でした。
     
     『クリスマスまであと九日−セシのポサダの日』と同様、他国のクリスマスを知る事ができました。

     大友先生がセブ島で1年間暮らしたご経験と、新潟県上越市に嫁いでいるフィリピン出身の花嫁さんのいるご家庭数家族への取材に基づいて、作られた作品だそうです。

     主人公しょうたくんのママの故郷セブ島へ、新潟で米作りをしているしょうたくん一家(両親と妹めぐみさん)が、クリスマスの数日前からでかけ、セブ島の家族や親戚が集まる日本のお正月のような賑やかなクリスマスを過ごし帰って来るまでのお話です。

     スペインの植民地時代に入ったカトリック信仰は、メキシコと同様のピニャータ割りのゲーム(セレモニー)も行われていて、『クリスマスまであと九日−セシのポサダの日』とお話も繋がります。
     世界中に、ピニャータ(ピニャタ)割りをしているところは、もっとあるのでしょうね。

     クリスマスの過ごし方はもとより、セブ島の歴史・文化について丁寧に書かれており、中高生にも読み応えがあると思います。

     しょうたくんのママが、持参した新潟のお米で作り振舞ったカレーライスを現地の人と食べるページに、しょうたくんのママは食文化の国際交流の架け橋になってくれているんだなと思いました。

     巻末には〈すこし くわしく〉のページもあり、冬のないフィリピンでは、日本の冬休みにあたる学校の長期休業は「クリスマス休み」と呼ぶ事に、息子は「そっか〜、冬がないのか〜」としみじみ呟いていました。

    投稿日:2010/12/05

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