はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし
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我が子が夢中になって読みました。 シリーズのなかで一番面白いと思います。 村の人たち、子どもたちを助けるために、一晩で100体の仏像を彫る風来坊。なんてったって風来坊、かっこいいのです。一晩中、気を掘る音が聞こえて、朝、扉が開いたときの感動は、子どもの心にもひとしおだったようです。 今、手に入りにくいので残念です。 再販してくれたら、絶対に買います。
投稿日:2017/11/13
風来坊の正義感と一徹な純粋さ、木彫りの技に自負する信念がきらりと光る作品。 火事の犯人だと濡れ衣を着せられた子供たちを救うために百体の観音像の作成に挑みます。 殿様に喧嘩を売るかのように寺の武士像を真っ二つにしたりして、心配してしまいましたたが、本堂の中に整列した百体の観音像のシーンはとても素晴らしいと思います。 かっこいい風来坊ですが、風来坊シリーズの中では比較的おとなしめの作品かと思います。
投稿日:2013/04/17
またしても大人の風格を見せつけてくれた風来坊です。 古き良き日本男児。 そして描かれた仏様の迫力も素晴らしいです。 こういう人間に出会えたら このお殿様のように 人格が変わることもありそうです。 お供え物を失敬する愛嬌のあるところも憎めません。
投稿日:2009/05/29
お経は読まないが木彫りが得意という旅のお坊さんが、 実はスーパーヒーローだったというお話。 川端誠さんといえば落語絵本を思い浮かべるのですが、 これもよかったですよ。 時代劇の2時間モノになってもおもしろいと思いました。 百体の観音様を発見する場面はひきつけられます。 3・4年生で読もうと思います。
投稿日:2006/11/22
今回の風来坊は、いばりちらしている戦好きのとのさまが相手です。 とのさま相手に「三日で百体の像を彫ってやる!」と啖呵をきります。『風来坊』の時と比べると、なんとたくましくなったのでしょう。自分で言ったことに青ざめることもなく、とにかく強気で突き進みます。 そして、圧巻は、仏像がずらっと並んだページです。思わずひれ伏してしまいたいほど神々しいのです。 面白い!というよりも、爽やかな風を感じるような気持ちになります。 でも、やっぱり風来坊は、バリバリのヒーローにはなりきれない男。最後のちょっと愚痴めいたセリフが、また、いいですね!
投稿日:2006/07/08
自称正義の味方の風来坊、今回も自分から騒ぎの渦中へ飛び込んだ。今回は、罪もないのに罰せられようとしている子供たちを救うために、100体の木彫りの像を彫ると約束した。 いつも思うけど、この人の絵は、動きがあって面白い。まるで映画のように視点が上下左右に移動する。見開きで、昼と夜、時間の経過や人々の感情の動きを表現する。入り口をあけたときの差し込む光、無言で立ち並ぶ金色の像、どれもこれもまるで自分がその場にいるような迫力。 子供たちにとっても、こういういい表現物は、何の解説も必要とせず、面白いということが伝わる。自然と勉強になる。 もっともっといい作品を書いてください。
投稿日:2004/10/15
川端さんの、風来坊シリーズは母子でファンです。4歳の娘用の絵本もどうやらほとんど読んでいるらしい11歳のお兄ちゃん。この風来坊シリーズを妹に読んでやっていると、よってきます。母が、リズムも威勢も良い文章にのせられてアップテンポで節回しをつけて読んでしまうのに加えて、お兄ちゃんが茶々を入れるので、大騒ぎしながらの読み聞かせになってしまいます。終った時にはもうヘトヘト。そこへ末娘が「もっかいよんで(もう1回読んで)」 300体の像を彫り終えた風来坊。ちゃんと、お地蔵さんにおにぎりのお礼を残して行きます。さあ、なんでしょうか? 細部まで計算された本作り。遊び心もある、憎い一冊です。
投稿日:2004/03/30
講談口調の文章がリズムがあり読みやすかったです。 お話の始まり方がその続きに期待をもたせるこんな感じ 「おやおや 何か さわぎがおこっているようですが その話はちょっとまってください。 まずは 風来坊のことをはなします」 結局、この騒ぎに巻き込まれ、というか、クビを突っ込み3日で100体もの仏像を彫るという約束をしてしまった風来坊。 ハラハラドキドキの3日間がすぎ、約束の日の朝、本堂の扉を開けた瞬間、扉の隙間から差し込む光に映し出される観音様。 そのあまりの描写の素晴らしさに絵本に見入ってしまいました。 ストーリーにひねりはなかったけれど、やっぱりこのシリーズは面白いです!
投稿日:2003/12/12
おっと、何やら騒ぎが起こっている。が、まずは腹ごしらえ。風来坊はお地蔵さんのお供え物を失敬! さて、戦好きの殿様が宝として崇めていた武人像が真っ黒に焼かれてしまった。そこで遊んでいた村の子供達が犯人として捕らえられ、「火あぶり」にさせられようとしている。さあ、出番だ風来坊!! 「よく調べもしないで人のせいにするとは!………こんな像なら三日で百体彫ってやる!!」と武人像を真っ二つ!! 殿様は怒り心頭!子供達は人質にとられ三日間で像を彫ることに。用意された100本の太い木に向かい、風来坊が愛用の鉈一本で寺本堂に立てこもる。やれるのか風来坊! いつもハラハラ、ドキドキの風来坊シリーズ。本書も読み応えありで、お勧めです。
投稿日:2003/10/30
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