ひとりでのお留守番をまかされたひでくん。
ちょっと大人になって誇らしいような、でも心細いような。
最初のページでは、ひでくん、そんな雰囲気をただよわせています。
そしてひでくん、一人遊びをしようとしりとりを始めるのですが・・・。
りんごが登場するところまでは、まぁ、そんなこともあるかな?と思って読んでいたのですが、その次からは、びっくり!!な展開です。
次々に登場する動物達。
リアルなんだけれど、表情豊かで楽しい雰囲気です。
繰り返しのストーリー、子ども達は大好きですよね。
この本もそのツボをよく心得ていて、次々に繰り返されるしりとりがどんどん雰囲気を盛り上げていきます。
ラストは・・・うまくまとめられています。そうきたか!!
我が家では、6歳の息子、まだせいぜい10分程度の留守番しか経験がありません。
本人も、留守番する!とはいうものの、いざとなるとやっぱり心細いようでやっぱりやめる・・・、なんて。
でもこんな楽しい留守番ができるのならば、甘えん坊の息子でも1時間くらいは楽しく過ごせちゃうかも!?