4歳の息子が楽しみにしているクリスマスが近づいたので、それらしい絵本をと思い、何気なく借りてきました。
いざ読み聞かせてみると、思ったより文章量が多く、絵本と童話の中間みたいだなあと思っていたら。それもそのはず、これは本来「やかまし村の子どもたち」という有名なお話の、絵本版なんですね!
木を切り倒して飾るクリスマスツリー、しょうがビスケット、暖炉等々、いかにもなクラッシックなクリスマスの準備のお話は、日本のそれとは全く雰囲気が違っていて、息子は食い入るように見ていました。
クリスマスを本当に楽しみにしている子ども達のワクワク感がこちらにも伝わってきて、読んでいると本当にクリスマスが楽しみになります!
これを何度か読んだ後に、家でクリスマスの飾り付けをしていると、息子が嬉しそうにやって来て、「何もかもが、本当にクリスマスらしいな!」と言いました。これ、この絵本の台詞そのまんまで、でもピッタリな言葉なので思わず笑ってしまいました。
美しい言葉で、丁寧に描かれたクリスマスの絵本。昔話や童話が少し楽しめるようになった4歳前後の子にはとっても入り込みやすく、楽しいお話だと思います。
あまりに素敵なので、購入しようと思ったら、もう廃盤なのか古本以外では手に入らない様子!
どうしようか迷い中です。
でも、クリスマス前には毎年読みたいなあ。