一匹のねずみさんが、ながーいパンを持って走っています。いろんな家を通り過ぎていきますが、誰の家かなぁ?家の形ですぐにわかりますよね。
ページをめくると、どの家でも家族で食卓を囲んで、笑顔で美味しそうに食事をしています。読んでいるこちらも、なんだか嬉しくなってきました。
楽しく食べる、美味しく食べる、しっかり食べる、みんなで食べる・・・。どれも小さな子にとっては大切なこと。そして幸せなこと。単純な絵本ですが、実はとても大事なことが描かれているなーと思いました。
2〜3才くらいのお子さんと一緒に楽しみたい絵本です。親しみやすい絵で、お馴染みの動物たち、美味しい食べ物がでてくるので喜ばれると思います。子どもさんは読んでもらった後、満足した気持ちになれることでしょう。