せなけいこさんの絵本は、どれもうちの娘のお気に入りです。
その中でも、この「あーんあん」が好きみたい。
絵本のストーリーは、保育園に預けられた男の子が悲しくなって泣いていると魚になってしまう、という不思議なおはなし。
悲しくて泣いちゃっても、大丈夫。
ラストではちゃんとお母さんが迎えにきてくれます。
魚になった男の子を、網で救出!
あ〜、よかったね、と笑顔になれる内容です。
その点、怖いままで終わってしまう「ねないこだれだ」や、突き放したラストの「いやだいやだ」に比べて、子供にとって安心なのかもしれません。
娘は「お母さんが帰っちゃ、いやだよー」のページで頭を左右に振り、「イヤイヤ」をします。
こんなこともできるようになったのか〜、と個人的に嬉しい経験をした絵本でもあります。