いつもおとぼけな園長先生ですが、今回は園長先生さすが!と思いました。
幼稚園にやってきた、におくん。
どう見ても鬼なんだけど、みんな鬼だとは気付かないで一緒に野球をして楽しく遊びます。
すると誰かが間違ってバットを飛ばしてしまい、園長のところへ飛んでいったのを、すかさずキャッチした、におくん。
その後、豆まきをすることになったら、におくんは逃げ出してしまいます。だって鬼ですから。
でも、園長先生は、おにはそと、なんて言わずに、いい鬼はうち!と言ったのが、優しいなぁと思いました。園長先生は、におくんが鬼と知っていますもんね。(実は園長先生だけが、におくんの正体を見てしまうページがあります)
最近は怖くないおばけの本だったり、昔は絶対的に悪者だったりしたものも、じつは優しかったり寂しがり屋だったりで、人間と仲良くなるっていうものが多いですよね。いい鬼、とてもいいと思います。