世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版
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ジョットは、700年くらい前に活躍したイタリアの画家だそうです。 フィレンツェの近くで生まれ、羊飼いであったこと、若くして チマブーェに才能を認められて弟子になったこと。 「この羊は、生きているように見える。これほど、腕のたつ絵描き を、私は知りません」と、チマブーェに言われたと書かれていまし た。天才ジェットの少年時代の話が描かれています。
投稿日:2019/05/11
日本絵本賞受賞作品ということで読んでみました。 近代絵画の祖・ジョットの伝記ということでしたが、 読んでいて聞いたことがあるなあと 調べてみると、 パドヴァにあるスクロヴェーニ礼拝堂 のフレスコ画を描いた人だと知り驚きました。 徳島の大塚国際美術館で一番好きな空間だったので 伝記が読めて嬉しかったです。 好きなことをするためには 勇気を出して一歩踏み出さなければ 夢にならないんですね。
投稿日:2019/01/28
伝記絵本です。 このお話の主人公『ジェット』は700年以上も前に実在したイタリア・フィレンツェで最も活躍していた画家だそうです。 (解説を読むと「レオナルド・ダ・ビンチ」や「ミケランジェロ」が活躍するルネッサンス時代より少し前の人だそうです) この、イタリアでは有名な天才画家の物語もさることならがら、この絵本を描いたビンバ・ランドマンという絵本作家の仕事(絵)もすごく素晴らしかったです。 とても個性的な絵柄と装飾技術で描かれていました。 この作家はヨーロッパでは高い評価を受けていて、色々な賞をとっています。 また、物語の文章は今回ビンバさんの旦那様が書いているそうで、専門は美術評論家さんだそうです。 絵に興味のない人には少し読み辛い作品かもしれませんが、 興味のある人には読んでおいて損はないと思います。 あと、ヨーロッパの歴史やイタリアに興味のある人にもお薦めです。
投稿日:2014/09/18
中世イタリア絵画の流れを作ったジョットの少年時代の話です。 羊飼いをしながら、心は絵を描くことに取りつかれているジョットでしたが、巨匠チマブーエに見出され画家への道を歩むことになります。 自分の天分に磨きをかけて、中世を代表する画家になりました。 イタリアを旅行した際にアッシジのサン・フランチェスコ聖堂で見た壁画の感動を思い出しながら、ジョットの伝記として読みました。 未来への夢を持つ少年たちにとって、とても良い本だと思います。 絵本に描かれている絵もまたとても重厚で神聖です。
投稿日:2011/01/29
サブタイトル「羊がかなえてくれた夢」と、表紙絵の荘厳な色調に、もしやと思い手に取りました。 やはり、ルネサンス絵画の先駆け的存在で、その後のルネサンス期の画家たちに多大な影響を与えたジョットのお話でした。 それまでの宗教画に見られなかった浮き彫り的な空間表現や、内面に迫る心理描写など革新的な様式を確立した画家です。 農夫の子ジョットが、イタリア絵画の創始者ともいえるチマブーエに見いだされるまでを中心としたお話です。 『この世でいちばんすばらしい馬』のハン・ガンを思い出しますが、どのような環境にいても、絵を描きたいという内なる強い欲求が、ジョットを突き動かしていた事が伝わってくる逸話でした。 この絵本はミラノ出身の夫婦の合作で、絵を担当した奥さんのビンバ・ランドマンさんの画風は、ジョットの時代を想起させる格調高いタッチと荘厳さの伝わってくるものでした。 読後息子は、「ジョット、ジョット〜♪」といって、私の書棚から画集を引き出し、眺めていました。
投稿日:2010/01/14
こちらでこの絵本を知り、さっそく手にしてみました。 ジョットは昔から大好きな画家・・。 絵本があるなんて!とびっくりでした。 ジョットというまだ何者でもないひとりの少年が、 ある日目にした素晴らしい一枚の聖母子の絵。 その出会いを刺激に、ジョットの才能と情熱が湧き上がってきます。 そして・・・。 子どもはだれでもこうした「だいじな何かとの出会い」をきっかけに 大きく成長する瞬間があるのでしょうか。 たとえ天才ではなくても。 我が子にも将来こういうことがあるのだろうか・・と。 目に見えない能力や可能性を、誰でも秘めているのかもしれない・・ と、ちょっと勇気が出てくる絵本です。 挿絵はさすがにイタリアの古い絵のような色合い。 ところどころの金色がすてきです。 昔、ジョットの絵があるパドヴァのスクロヴェーニ教会へ足を運んだのに、改修中で見られなかったことを思い出し・・。 ジョットの絵を、また見たくなりました。
投稿日:2009/12/21
本当にいた画家の話と聞いたせいなのか、 息子は何度も読んでもらいたがりました。 自分の夢が実現する姿に、勇気がわくのかもしれません。 いいストーリーだと思います。 挿絵もなかなか魅力的です。 エキゾチックな雰囲気があります。 息子は、目の目立つ鳥に惹きつけられておりました。 また、あちこちに、細かい挿絵があるので、ひとつひとつ見ていくことでも、楽しめると思います。
投稿日:2006/12/16
それは700年前のお話。 ジョットが「羊伝説」なら雪舟は「鼠伝説」か? などとアホな事を思いつつも、ドキドキしながらページを繰った。 金色を巧みに使った美しい絵のオンパレードである。 将来の師チマブーエの聖母子像を抱いて行列する人々、 教会の隅でチマブーエを待つジョット(側に大天使が?)、 そして顔料の使い方を教えるチマブーエの手は優しくジョットを抱くようだ、 その夜ジョットが夢に見たのは未来の自分の姿、 ジョットを見守る小鳥たちも楽しそう、 光り輝く羊の絵を見て、迷った子羊も戻ってきた、 そしてジョット自身ももう迷うことなく、画家への道を歩き始めるのだ。 最初はぼぉーーっとして羊番をするジョットの目がだんだん変化していくのも見応えあるところ。 ところでこの絵本の『小鳥に説教する聖フランチェスコ』は 説教ではなく『小鳥に餌をまく聖フランチェスコ』に見えます。 ちょっと違うのではないかと思うのだが、 絵本を描いたビンバ・ランドマンに尋ねてみたいところだ。
投稿日:2006/05/31
ジョットというイタリアの画家の少年時代のエピソードを絵本にしたものです。子どもの頃から、才能にあふれていたという、よくある話です。 こうした話を読んでいつも思うのは、小さい頃から才能が見出されているのはもちろんですが、やはり、本人が「かくありたい!」と強く望んでいることが必須のようです。 なんとなくこういう職業につきたいなと考えていても、偶然になれることは決してないのだということに、最近やっと気づきました。 なりたい自分になるためには、具体的に行動を起こす必要があるなあ。子どもにもよく言っています。望んでいるだけじゃダメだ、やってみろと。そういいながら、自分にも言い聞かせています。
投稿日:2004/11/27
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