はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
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6件見つかりました
ある日そうちゃんのお父さんが言いました。 山のおじさんのところに子犬が2匹生まれたよ。 山のおじさんは温泉宿を開いています。 だから子犬2匹の面倒は見られません。 そのうちの1匹を引き取りに行くお話です。 すでに家にはねこのミータがいます。 猫と犬はうまくやれるかな? 小さい子供たちでお世話はできるかな? 犬に会いに行ってもらって帰ってくるまでの そうちゃんの様子や 山のおじさんの子供の ふうちゃんの心の動きなどが描かれていて、 ジーンとくるお話でした。 動物を通して人との心が繋がるのって なんかすごいなと思いました。
投稿日:2022/06/16
子犬をもらえることになった男の子の嬉しい気持ちがあふれる絵本でした。でも、その嬉しい気持ちだけではなく、子犬をあげる方の気持ちにも注目していて、そちらに気持ちを重ねると、ちょっと悲しくなりました。こういう、自分の考えだけでなく、相手の気持ちを同時に体験できる絵本って素敵だなって思いました。
投稿日:2020/01/04
温泉宿で、子犬が二匹産まれました。にいをおじさんが、親犬が 気づかないように抱っこして連れてきてくれました。騒がれないよ うに連れてきてくれたのですが、にいがいなくなったことが、気が ついた親犬のなき声がすると、やっぱり別れが寂しくて、ふうちゃ んの赤くなっていた目に涙が出てしまいました。 ふうちゃんは、ぶっきらぼうですが、犬たちの気持ちがわかって いるとても優しい思いやりのある子供だなあと思いました。 どちらかの子犬が貰われていくから、「ふうちゃんは別れが辛い から、あえて「いち」「にい」にしたのだと思うと切なくなりました ふうちゃんの「いち」のなまえは、「ハナ」と名づけられ、「にい」 のなまえは、「タム」と名づけられました。とても動物を愛する 家族に貰われてほっとしました。ふうちゃんの本当の優しさにも 気がついて心があたたかくなりました。
投稿日:2019/04/25
命あるものをむかえるということ。 まず、じぶんのところが飼える環境であるか、世話はどうするのかを考えること。 知らないところへ理由もわからず連れて行かれるこいぬのきもちを気遣うこと。 そして、譲る側、今まで世話をしてきた人の思いも受け止め、引き継ぐこと。 こうしなさいと書いてあるわけではなく、物語を通して、自然といろいろなことに気づくという感じです。 むかえるということの本質にふれる作品でした。
投稿日:2017/04/19
6歳長女が1年生になってから定期購読しているランドセルブックスです。絵本ですが、かなりの文字数です。 この絵本は2匹うまれた子犬の1匹をおじさんのお家にもらいに行ってから、自分の家に持ち帰るまでの様子が描かれています。2匹についていた名前が「いち」「に」だったり、(名前を付けると別れがつらいので)、親犬がビックリするから静かに近づき子犬に触れるなど、子犬や親犬を思っての行動がわかりやすく描かれています。優しい気持ちがいっぱいつまった1冊です。
投稿日:2014/09/05
そうちゃんと子犬の初めての出会いが丁寧に描いてあります。 子犬を飼うと決めた瞬間の「絶対にお世話する」という決意、子犬に会うまでのワクワク、子犬を初めて見たときの感激、子犬を気遣う気持ち…そうちゃんの心の動きが伝わってきました。 また、ふうちゃんが子犬と離れるときの悲しさ、寂しさも伝わってきました。 犬を今から飼おうとしている家庭のかたに、オススメの絵本です。 文章は長めです。
投稿日:2013/07/29
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