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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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ゆうれいのまち」 みんなの声

ゆうれいのまち 作:恒川 光太郎
絵:大畑 いくの
編:東 雅夫
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2012年02月29日
ISBN:9784265079544
評価スコア 4
評価ランキング 27,353
みんなの声 総数 15
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  • なかなか難解

    • やこちんさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子7歳、

    7歳の娘には難解でした。
    このシリーズは、大人の鑑賞にも耐える構成が魅力ですが
    時空次元を飛び越えるようなストーリー仕立てだったため
    ちょっと、子供の受けは悪かったです。
    絵は、いろいろ切り張りしたような独特なもので
    これもまた難解・・。
    大人読み(大人がいろいろ考えながらの深読み)したい一冊かな

    投稿日:2012/05/27

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  • 怖い…

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    子どもは、「ゆうれいのまちから、でていったらいいやん!」と半泣きになりながら言っていました。
    さらわれて、幽霊の子として育てられる人間の子。絵が独特で、雰囲気満点なのが怖さを増長させていて、大人でもわ〜ってなります。
    夜、しばらく思い出すかもしれないな。と心配になりました。

    投稿日:2017/05/08

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    1
  • 怪談絵本の割にはそんなに怖い内容の本ではありません。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    登場人物の男の子の不安そうな表情に、お話を聞いている子供は不安を掻き立てられるのではないでしょうか。。個人的に、街並みを英字新聞のコラージュで表現しているところが気に入っています。友達をおいて逃げるんじゃないよと突っ込まずにはいられません。

    投稿日:2014/10/21

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  • こわいのを読んで、読んで!

    図書館でのお話会。

    「今日はみんなの好きな本を読みます。
    読んでほしい本を選んでください」とはじめたお話会。

    1年生のなかよし二人組の女の子の選んだ本です。

    声もなく聞いていましたよ。

    何度も読んだことがある本だそうです。

    「これもこわいけど、まだほかにもこわいのがあってね・・・」
    と絵本カバーの内側に紹介されていた本を教えてくれました。
    『いるの いないの』『ちょうつがい きいきい』・・・・。
    こわい本が好きと言いますが、この本のこわさを彼女たちなりに楽しんでいるようです。

    小学2年生の女の子の選んだ読んでほしい本・・・・。
    彼女たちはどのようにこわいのかなぁ・・・・。

    私はこわい本苦手です。
    こわいのがお好きな方にはおすすめです。

    投稿日:2014/10/11

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    1
  • 子どもの頃には訳もなく幽霊の世界、異界の存在に恐れおののいた記憶が、思い出される本です。
    大畑さんの描くおどろおどろしい幽霊の世界には、多くの言葉はいらないようです。
    言葉少なでありながら、実に巧みな言葉たち。
    子どもにとってはわかりにくいかもしれませんが、確かに怖いですよ。

    投稿日:2012/08/02

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  • 悪夢の再現

    怖い夢の中。
    走っても走っても、全然前に進めず、追いかけてくる怖い「何か」に捕まりそうになる。
    怖くて、怖くて、叫び声を上げたいのに、ふりしぼっても、ふりしぼっても声が出ない。

    そういう、怖い夢が絵本になったような作品だと思いました。

    真夜中。ぼくはともだちにさそわれて、ゆうれいのまちにいきます。そこでゆうれいたちにつかまって、ずっとくらして、おとなになって、再び現れたともだちのさそいにのって、いえをぬけだして、それから…。

    言葉だけならば、明るい物語とも受け止めてしまいそうな恒川さんの文章と、大畑さんのベタリと不安になる絵が奏でる不協和音が、見事。不気味で不快な傑作だと思います。

    傑作ですが…大人であっても、好みは分かれると思います。

    小さな子どもには、おすすめしないです。悪夢は、目が覚めれば終わりますが、本から受けた印象は、ずっと心に残るので。

    投稿日:2020/09/01

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  • ちょっとむずかしめ

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子7歳、男の子3歳

    男の子が友達と一緒に夜中に出かけたところは、ゆうれいのまちだった!そして、男の子は幽霊につかまり、帰れなくなってしまう・・・数十年後?大人になった彼は、また帰っていく・・・。

    時空を超えた?お話なのかな。はっきりとはわかりませんが、ちょっと不思議なお話でおもしろかったです。子どもにはちょっと難しいかもしれないです。

    投稿日:2018/08/23

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  • 【内容】
    夜中に友達が、幽霊の町に行こうと誘いに来た。僕は、パジャマのまま友達と一緒に出掛け、丘の向こうに広がる幽霊の町に行った。二人は幽霊の町の住人に見つかり、追いかけられる。逃げ遅れた僕は、幽霊につかまり、幽霊たちと一緒にこの町で暮らす事になったが…
    ダイナミックでスピード感あふれる絵で、ぐんぐん異空間に引き込まれる怪談絵本。

    【感想】
    この世と異空間との境目が極めてあいまい。ちょっとしたきっかけですぐに「あちらの世界」に入り込み、しかも出られない。子ども向けのファンタジーだから、最後は現実世界に戻れるのだろうと思って読んでいたが、全く戻ってこなかった。異空間でそのまま年をとって、元の世界からどんどん離れて行ってしまう。
    これは、普通に起こる事だと思って、怖くなった。
    例えば、子どもの頃に一緒に遊んだ友達が、いつの間にか変な道を歩んでいて、いわゆる「普通の生活」には戻ってこられなくなっている。自分もそうだが、社会的にドロップアウトしたり、精神を病んでしまったり、妙なグループに参加してどっぷりその世界にはまり込んだり…生きているといろんな「異空間」が存在して、ちょっとしたきっかけで「あちらの世界」にはまってしまう。戻ってこられる場合もあれば、そうでない場合もある。本人がそれで幸せならいいのだが、傍から見ているとあまり良くないように見える場合も多々ある。
    キッカケは、この絵本にあるように、ちょっとしたこと。特別な手続きや、大変な経験は必要ない。この絵本みたいに、夜中に妙な場所に遊びに行こうという友達がいたりして。だいたい、そんな変な友達と付き合っているとろくなことがない。付き合う人は慎重に選んだ方が無難だ。案外、「友達」と見せかけて、実は異界の住人が連れ去りに来ているのかもしれない。
    人生が大きく狂っていく様子が想像できて、怖い絵本だ。どちらかというと大人向けの恐怖、かな。

    投稿日:2018/05/09

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  • こころに広がる恐怖

    短い文章の中に、恐ろしさが濃縮されています。
    イラストのコラージュも、なんだか不気味に見えてきます。
    ビジュアル的な怖さというよりは、
    心にじんわりと広がる恐怖を感じました。
    不安な気持ちでいっぱいになるのに、また読み返したくなる絵本です。

    投稿日:2016/11/28

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  • 友だちとお母さん

    • レイラさん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子22歳、男の子20歳

    怪談えほん4。
    幽霊のイメージは人それぞれあるとは思いますが、
    おそらく誰のイメージとも違い、異界といった趣です。
    ぼくは、真夜中に友だちの誘いで「ゆうれいのまち」を見に行くのです。
    ところが幽霊に追いかけられて、あろうことか、友だちには置いてけぼりをくらい、
    お母さんじゃ無いお母さんにさらわれ、幽霊の国に同化してしまうのです。
    コラージュの絵は怖いというよりは、果てしなく続く違和感。
    時空も超えての幻想体験です。
    無造作に流れていく、春と秋、そして風。
    子どもと大人の境界もあいまいに。
    幽霊っていったい何?と考えこんでしまいました。
    そして、友だちやお母さんの存在まで揺らいでしまった不気味さが残りました。

    投稿日:2016/02/03

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