「おれはかまきり」は、息子が一番大好きな詩です。
「おう!なつだぜ!おれはげんきだぜ!!」なんてかっこつけて、自分がかまきりになったつもりです。
虫や動物や自然たちにも、名前があって心があって伝えたいことがある...。そんな風に思わせてくれる、何とも優しい気持ちになれる1冊です。
子どもたちとお散歩しながら虫や風や動物たちと出会ったら、いつも「のはらうた」を思い出します。
テントウ虫と出会ったら「ああ、てんとうむしまるクンだ!」
ありと出会ったら「ありんこたくじクンがいるよ!!」って。
子どもだけでなく、大人にも忘れかけていた、虫や自然への愛情を思いださえてくれる詩ばかり。
一生懸命そこで生活している小さな命の輝きを共感できる1冊です。