うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)
お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!
どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
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人生にはいろんなことが起こります…偶然のこと、必然のこと、自分から選びとったこと…嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこと、驚くこと、悔しいこと。 いろいろあるけど、最後に、かえでの葉っぱのように ”ふしぎなことに「これでいい」”と思えればいいなと思いました。 そのためには、今を自分なりに一生懸命生きればいいのだなと思えました。 さまざまな経験を積んで、人生の折り返しを過ぎたくらいの大人におすすめです。 とても美しい絵本です。
投稿日:2017/08/29
東欧の美しさを、そのまま感じられる絵本でした。 とっくに人生の折り返し地点を回った私は、この葉っぱのように穏やかにゴールへ向かえることができたら、と思いました。 葉っぱにとっては、かえでの木から離れた時が、折り返し地点でしょうか。 折り返し地点を過ぎた年代の方たちは、この絵本を読んで、何か感じることがあるかもしれません。 私の家にもかえでの木が1本あり、紅葉は見事ですが、落ち葉を掃くのが面倒です。 私自身が面倒な葉っぱにならないように心がけようと、少し思いました。
投稿日:2017/09/03
よくお薦めされていたので、読んでみました。 少し長いし、ドラマチックな話でもないので、 子どもたちにはあまり響かなかったようです。 正直読んでいる途中で、私もかえでの葉っぱの 一生だと見当がついたので あまり面白い本だとは思っていませんでした。 でも、他の方も言われているように、 「これでいい」の一言には ハッとしました。 こんなふうに人生の終わりに 満足できるような生き方をしたいものです。
投稿日:2020/10/11
紅葉のこの時期に、表紙に目を奪われ、手に取りました。 葉っぱの一生が書いてありました。 葉っぱは旅をし、 最後は葉脈だけになって少年の元に戻ります。 正直、旅のシーンがちょっと冗長かなぁと思ったりしたのですが 最後の最後に、旅を終えた葉っぱが、 たき火のそばでくすぶり始めた時「これでいい」と感じたというひとことが、 胸に響きました。 そして、葉っぱから旅の話を聞いた少年は 満ち足りた幸せな気持ちになるのです。 人生の最後に、 自分自身がこんなに納得して、 誰かを幸せな気持ちにできるなんて なんて幸せなんでしょう。 そのためには、人生という長旅の一瞬一瞬を、 自分自身で充実させ、納得することが大事なのかもしれません。
投稿日:2019/12/04
チェコの作家による短編と、チェコ在住日本人画家による作品。 美しいカエデの葉の色が印象的です。 カエデの葉っぱが、木から離れ、旅するストーリー。 途中男の子との交流は、実に静かなものですが、心に残ります。 最初は意気揚々ですが、やがて落ち葉になっていくのは運命。 でも、じっくりとその覚悟が宿り、満ち足りた気持ちへと昇華します。 滋味深い展開は、小学校高学年くらいからでしょうか。
投稿日:2019/11/20
まず、表紙の美しさに心を揺さぶられてしまいます。 私は秋が好きです。 匂いや温度、それに色。秋を感じるとなぜか懐かしさや切なさが込み上げてきます。 赤橙黄の葉っぱが好きです。空気は冷たいのに、この色を見ると暖かい気持ちになるからです。 だから秋の散歩は最高です。 かえでの葉っぱの長い旅はとても素敵でした。 場所も変われば自分自身もどんどん変わっていく。 でもかえではそれを受け入れ、更に楽しみや喜びを見つけ出していきます。 かえでの姿から、時間の大切さや自分らしい生き方について考えさせられました。 灰色のクモの巣みたいな葉っぱも、なんて美しいのだろう。 命あるもの、最期のときまで美しいのですね。
投稿日:2017/09/06
全ページためしよみで読みました。 とても美しい絵本ですね。 自然の季節の移り変わりがとても綺麗に描かれています。 一枚の葉っぱの一生が描かれたお話し。 5歳になった息子ならもう読めるかな。 子供達に読んであげたい一冊になりました。
5歳の次男に読みました。 まだ難しいかと思いましたが、綺麗な絵に、真剣に聞き入っていました。 葉っぱの気持ちなんて考えたこともありませんでしたが、葉っぱは落ちるまではじっとしているんですね。落ちてから初めて世の中を巡り始めるなんて。 葉っぱが燃え尽きたことを息子はよく理解していました。「死んじゃったの?」と聞いていました。案外、子供の方がすんなりと理解できるのかもしれませんね。
投稿日:2017/09/07
美しい物語です。 葉っぱが旅をするお話。 葉っぱを通しての一生、 少年との約束も果たし尽きる。 読んだ後、泣きたくなるような気持ちに なりました。 生きることの一瞬の尊さを、 自然の美しさを、 心を通わせる交わりの温かさを、 絵本に感じます。 絵には懐かしいようなレトロさがあり、 味わいぶかく、何度読んでも 心に響きます。 木にある状態が 葉っぱの一生のほとんどだと思っていました。 でもこの絵本は木から離れることから 始まるんですよね。 崇高な志を持って、 色々な良さを目に焼き付ける葉っぱ。 いつか親元を離れる、 うちの子どもたちをそこに重ね見た気がしました。 素敵な絵本です。
金色の美しい葉っぱが、木を離れ、美しい自然の中を旅していきます。絵本を読みながら葉っぱを追って、一緒に旅をしましたが、好奇心旺盛で、意志の強い葉っぱだと感心しました。 「ハンマーを持って石を叩きたい」だなんて!そして「一か所にじっとしているなんて、まっぴらだ」「ぼくは旅する葉っぱなんだから」と。危険な目にあったり、雪の下で過ごしたり、夜 飛んで、星を見ながら歌を歌ったりしながら、葉っぱの旅は続いていきました。 心に残ったのは、葉っぱの自己肯定感です。元の美しい色を無くして少し悲しくなっても、霜がおりて模様ができた自分を美しいと思い、蜘蛛の巣のように骨だらけになっても「これも悪くないな」と思う。体が軽くなって目立たなくなったのを「去年より具合がいいぞ」と思う。そして、焚火の灰の上におちて「これでいい」と・・・。やりたいことを精一杯やったら、そういう気持ちになるのだなぁと思いました。 移り行く四季の中で、金色の葉っぱもまた変化していきます。そういう自然を、出久根育さんが素晴らしい絵で表現されていますが、どのページにも「光」を感じ、それも とても印象的でした。
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