「そういうわけだったのかあ」
この絵本を娘に読んであげ、読み終わった瞬間に娘が言った言葉です。
ひなまつりがどういう風に始まったのか、しみじみと納得できた
ようです。こんな風にほんの小さな子どもにも、しっかり風習の意味を
納得させることができるなんて、いいなあって思いました。
三郎次が、妹のおはなのために愛情こめて作ったお人形だったからこそ
(たとえ人形らしくない木をつなぎあわせたものだったとしても)
おはなの病気の身代わりになってくれたのでしょうね。
我が家にも娘が産まれた時に、夫の母が木目込みで作ってくれた
男びなと女びながあります。娘の成長をきっといつまでも見守って
いてくれるだろうなって思います。