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グーテンベルクのふしぎな機械」 みんなの声

グーテンベルクのふしぎな機械 作:ジェームス・ランフォード
訳:千葉 茂樹
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2013年04月
ISBN:9784751526996
評価スコア 4.5
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  • まず手に取ってみてほしい!素晴しい1冊!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子18歳、女の子13歳

    グーテンベルグという人は実在したので、伝記絵本ということになるでしょうか。
    詳細は邦訳者:千葉茂樹さんが最後にグーテンベルグや、当時の印刷技術・製本技術などについていろいろ書いてくださっているので、
    本文だけでなく、ぜひ最後までじっくり読んでいただけるとより、この作品が理解できるのではないでしょうか?

    また、作者であるジェイムズ・ランフォードさんは元々代の絵本好きで、絵本作家として新しい道を歩み始めたばかりの元大学教授だそうです。
    この作品への思いは大きく、何と約2年の歳月を費やして作成したと書かれていました。
    これを読んだからではありませんが、
    1ページ1ページが本当に細かく色々な技術を酷使して描かれています。
    本好き、絵本好きにのみならず、絵を描くことが好きな方、美術品や絵画を見るのが好きな方、設計などに興味のある方にも、存分に楽しんでいただけるのではないでしょうか。
    とにかく、登場する建物や町の風景が細かい、細かい!
    その他の背景のこだわりも素晴らしいです!!
    この本はぜひ、たくさんの人に手に取ってもらいたいなぁと思いました。小学校高学年くらいからお薦めです。

    投稿日:2013/09/16

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    1
  • 1450年代以降、ヨーロッパで開発・普及していった印刷技術の工程を1つ1つ描いた絵本。
    活版印刷を開発したとされるグーテンベルクのことも記載。

    原書:2012年、日本語版:2013年刊行。
    それまでは手書きで写す方法で本を出版していた。
    金属のハンコのような「活字」を使って印刷する技術は、ちょっと版画の印刷のようにも見えた。
    今では、本は大量に安価に供給されているから、あまりありがたみを感じる機会は少ないが、実は大変に貴重なものだった。
    この本を見ると、昔は一つ一つ丁寧に、人間が手作業で作っていたことがわかる。
    職人が作業する風景を描き、実況中継のような文章が少しあり、読者はそれぞれの様子を自分の頭の中で組み合わせて、本のできる工程を想像する。
    読者も一緒に本を作っているような気分になる。

    最後に、翻訳者の感想があるが、ここでは日本の、昭和〜平成にかけての印刷技術の変化を経験した人の、貴重な体験が紹介されていて、興味深い。
    技術が開発されると、人の生活が変わり、社会が変わり、時代の流れも変わる。身近なことだが、実はすごいことだと改めてわかった。

    本が好きな人には、年齢を問わず、オススメしたい絵本。

    投稿日:2024/02/11

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  • これはすごい!

    紙の成り立ちから始まり、印刷術がどうやって出来ていったのかを詳しく紹介しています。
    かなり詳しいのですが、文章自体は割と簡潔で読みやすいです。

    現物も挿絵として使われているので、とても興味深く読むことが出来ます。

    投稿日:2019/12/22

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  • グーテンベルクさん、万歳!!

     絵本を読み終わり、思わず「グーテンベルクさん、万歳!!」と言いたくなりました。「ありがとう、あなたのおかげで本が読める♪」

     印刷技術の発明は、歴史を塗り替える偉業です。困難もたくさんあったことでしょう。でもきっと、彼はわくわくしてこの仕事にとりかかっていたに違いない。そして、出来栄えに満足したに違いない。絵本を読み、またグーテンベルクの美しい聖書の写真を見てそう思いました。そして、発明のひらめき、それを形にする技術、職人技、ものを作るときにいかに多くの材料と手順があるか。そんなことが大筋ではありますがわかりました。

     印刷技術や本への愛情と尊敬が感じられる丁寧に描かれた美しい造りの絵本ですが、描かれている人物に人間くささやユーモアも感じられ親しみがもてました。訳者である千葉茂樹さんのあとがきの言葉も同感することが多く良かったです。

     同じ訳者による「ユーゴ修道士と本を愛しすぎたクマ」(光村教育図書)も併せて読むとより興味深いと思います。こちらは印刷技術がまだなかった時代のお話です。

    投稿日:2019/05/18

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  • 印刷ってなに?

    最近、伝記絵本を中心に読み進めていてひょっとしたらこれも?と思い手に取った一冊です。

    伝記というよりは、グーテンベルクの発明による印刷技術の方に中心がおかれた内容で、この本を読めば印刷技術についてよくわかる内容になっています。

    絵がとても美しく当時の様子もつぶさに伝えています。

    電子書籍が生まれ、印刷された本もだんだんと少なくなっていくのかもしれませんが、新刊の匂いやページをめくるわくわく感は本ならではのものでなくなってほしくはありません。

    この発明は世界を変えた発明の一つでしょうね。印刷ってなに?とお子さんが思った時には勧めてあげたい一冊です。

    投稿日:2013/11/09

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  • 2年の歳月

     本への愛情と職人的技術への思いをこめて、2年の歳月をついやして制作された絵本、、、。紹介文にあるように、ほんとうに美しい絵本です。
     グーテンベルクの機械はもちろん、当時の人々のくらしぶりの挿絵も見ごたえがあります。

     一冊の本ができるまでに、こんなに手間がかかっていたことに、びっくりします。これから本はどのように変化してゆくのだろう、と思いました。

    投稿日:2013/09/30

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  • 印刷の父グーテンベルク

    活版印刷の歴史を語るうえで第一にあげられるのがグーテンベルク。
    そのグーテンベルクと活版印刷について、わかりやすく語られています。
    ただ、教科書のような問いかけはどうでしょうか。
    あまり固くなってしまうと、興味が持てないかもしれません。

    投稿日:2013/08/05

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