綺麗なお花の真ん中に、子どもが描いたようなねこ?
そう、このねこは、はなちゃんが描きました。
名前は、はなねこちゃん。
はなちゃんが絵を描いていると、ともだちが「あそぼう」と誘いに来ました。
はなちゃんは、急いで出かけたため、
はなねこちゃんのひげを描くのを忘れちゃった!?
ひげがない変てこなねこ。
これじゃ、ねこじゃないよね。
はなねこちゃんは、ひげを描いてもらおうと絵の中から抜け出して、
はなちゃんを追いかけて町の中へ。
はなねこちゃんは、ひげがないから笑われたり、
はなねこちゃんは、紙で出来てるから、
ひょろひょろふらふらとまっすぐに歩けないし、
風に飛ばされるしで散々です。
こんな調子で大丈夫?と心配してしまいます。
はなちゃんと無事に会えるのかな?
はなねこちゃんが、強い風にあおられて、
空高く舞い上がってしまった時は、本当に心配しました。
だから、はなねこちゃんが、無事はなちゃんの元に戻って、
ひげを描いてもらえた時は、ほっとしました。
そして、りっぱな額にまでいれてもらえて、
本当に良かったなあって思いました。
やっぱり、ねこにはひげがあったほうがいいよね。