副題にありますが。これはメキシコ・ミステカ族のお話(伝説?)です。
邦訳は清水たま子さんでした。
この物語の中には『ドエンデ』という伯父さんが登場するのですが、その人の役割というか、その人がどんな存在なのか、この本の説明では今いち分からなかったので調べてみたら、スペイン語で、「(家の)精霊、妖精」みたいなものカだと書かれていました。
神話って、どこの国のものでも「え?そんなことありえない〜っ!」というような展開が起こります。
でも、そこが神話ならではの面白さなんだなぁと、最近は思えるようになってきました。
主人公チャマコの馬になった黄色い馬、すごくカッコいいです。
特に体を大きく伸ばして、大地をかけているシーンは、馬らしい筋肉質な四肢の線がカッコ良すぎでした。
好き嫌いはあると思いますが、不思議で面白い作品でした。