息子ともどもヤーノシュさんのファンで、『とらくんへのてがみ』を読んで以来ちびとらとちびくまのシリーズが気に入っています。
この絵本は、二人が楽園パナマを目指す旅がテーマです。結局最後には彼らは自宅に戻ってくるのですが、彼らは、旅によって色々なものを得て帰ってきます。
『パナマってすてきだな』という題名で、別の訳者、出版社によってかつて出版されたものを最初に読んでからこちらと読み比べてみたのですが、あちらのほうが文章が易しく、漢字にもルビがふってありましたが、こちらは漢字がたくさん使われていてルビが振ってありませんでした。大人が読むことを前提に訳されたのでしょうか。
なので、結局息子には読みませんでした。
ヤーノシュさんが子供のためにこのシリーズを作ったのか、それとも大人の読者を想定したのか・・・気になります。(個人的には大人の心を惹き付けることを狙っている絵本は好みではないので。)