新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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有名なお話でいくつか絵本を読んでいます。 いろいろなパターンがあるのですが、こちらは私が昔から知っているものでしっくりときました。 女の子が大中小と3びきのくまの家にあがって、くまに見つかり逃げていきます。 くまたちが家族間と女の子への態度に差があるなと感じましたが、それはそうですよね、侵入者と家族では。 こどもは大中小と大きさが違うくまたちと各々の生活道具がよかったようです。
投稿日:2016/02/07
3びきのくま、 小さい頃から読んだ、いろいろある物語の中で 大好きな物語なんです。 ちょっと怖くて可愛い、 読んだ中では絵がピッタリ。 叫びセリフの文字が手描きなのも、雰囲気が合っています。 家を荒らして結局逃げちゃう女の子。 ちっともよくはない物語なんですが、 熊たちも女の子もどこか憎めない。 繰り返しの多い、 親子で楽しめる絵本だと思います。
投稿日:2014/10/06
「3びきのくま」はいろんなバージョンがありますが、名前が微妙に違うんですね。うちでは福音館のを読んでいるので、図書館でこちらを見たときには「へ〜」と思いました。 こちらのバージョンも良いですね。絵が油絵で描かれていて、世界観を失わず、お話にマッチしていると思います。
投稿日:2012/02/12
「3びきのくま」のお話は他の絵本ですでに読んでいますが、大好きなお話なので手に取りました。 片山健さんの絵がとても素敵です☆ 絵のタッチにしても、色遣いにしても、描かれている小物一つにしても、日本のお話ではないという雰囲気が子ども達に十分伝わり楽しめます。 面白かったのが、3びきのくまの名前! おとうさんぐま〜ミハイル・イバヌィチ おかあさんぐま〜ナスターシャ・ペトローブナ くまのこ〜ミシュートカ 始めは読むのに苦労しました(>_<) でもでも何度も読むうちに、これが繰り返しの文章内容にマッチしていい感じなんです。 読んでいて楽しい♪ 息子も聞いて楽しい♪ なるほどな〜と思いました。 3歳頃〜園児さんにオススメします。 はまります♪
投稿日:2011/08/25
トルストイの「3びきのくま」しか読んだことがなかったので、 いろんな「3びきのくま」の絵本を読んでみることにしました。 こちらの絵本は、トルストイ原作のものを元にしているとのことで、 先に読んだトルストイの「3びきのくま」とストーリー展開が同じで、 絵の色合いも雰囲気もとてもよく似ています。 くまが家の中の異変に気付き、怒り出すシーンはこのお話の面白い ところでもありますが、鋭いキバをむき出しにして叫んでいる絵と、 手書きで表現されたくまの叫んだ声のセリフがとても良く合っていて、 くまの叫び声を想像して楽しみながら読みました。 これまでいろんな「3びきのくま」を読んできて気付いたのですが、 イギリス民話の「3びきのくま」では、くまの名前は出てこないんですよね。 トルストイ原作の「3びきのくま」では、クマの名前が紹介されていて、 その辺の違いも面白いかな、と思います。 いろんな「3びきのくま」のお話があるんだな〜と楽しませてもらいました。
投稿日:2011/02/24
一番定番の3びきのくまは、緑色の表紙の福音館書店からでているアレだと思うのですが、 いろいろ読み比べた結果、コレ、すごくいいな!と思いました。 くまの父さんの強そうで怖そうな感じがちょっぴりユーモラスに描かれていたり、 リス、小鳥などの小さな動物たちが描かれていたり ただドキドキハラハラするだけではないところが とても好きです。 テキストも、いじった感じがなく、世界観のようなものが壊されていないところも、とても好感もてました。 娘は、アレよりコレの方が好き!といってます。 アレは、ちょっと怖いんだそうです。
投稿日:2010/04/28
このお話も有名で絵本もたくさん出ていますね。読み比べているところです。 絵が片山健さんだし、油絵ということで迫力がありました。 お父さんに特に注目して見ていたのですが、お散歩に持って行ったのは、アルコールだろうか?とか、女の子を追いかけるのに、ドアではなくて窓から出ようとしているけれど窓から出られたのかな?などとお父さんの動向が気になりました。 絵をよく見ていると、机の中にりすが住んでいるのかな?場面ごとのリスの動きも気になりました。 細部まで描かれているので見直すたびに新しい発見がありそうです。 迫力だけでなくどことなくユーモラスな印象もありました。楽しい絵本だと思います。
投稿日:2009/09/15
このお話、あの文豪のトルストイだったんですね。知らなかった。 で、ストーリーは、というと、何を言いたかったのかはサッパリわかりません。主人は、やるせないなあ、という熊さんに同情的な感想でしたが。そりゃまあ作った物を食べられるわ、家具は壊されるわ、ベッドはシーツを直せばいい話ですが、あげくの果てにスタコラサッサと逃げられた日には、人間の傲慢さ極まれりって感じですけど…でも、私はまあたまにはこういう話もいいか、と思っちゃいました。 お父さん熊とお母さん熊と子供では言葉の太さが変わってるのが面白いですね。手書きなのがイイ!それぞれ声音を変えると息子にも大受けでした。
投稿日:2009/05/24
ストーリーはシンプルで、「え、これでいいの?くま一家可哀想?」と笑えました。 絵も、油絵タッチで、くまの怖そうな姿とユーモラスな雰囲気がよく表現できていて、味わい深いです。ロシアの森を散歩して、一軒家にひょっこりもぐりこんだ気分になれます。 あと、お父さん・お母さん・子どもグマの台詞が、キャラクターや声の大きさに合ったような手書きになっていて、それを想像しながら声を使い分けて読むと、笑えてきました。娘も興味深そうに女の子を指差したりして、楽しく読めました。
投稿日:2007/05/02
何か、昔話風のものが読みたいな、と思い、探してみたところ、 目に入ったのが、3びきのくま。 この「3びきのくま」、驚くほどたくさんの出版会社から出ているのですね。 確かに、自分が小さかった頃に読んだ記憶もしっかりと残っていますから、 このお話は万人向けなのかもしれませんね。 たくさんある中から、大好きな片山健さんの絵柄の物を選び、読み聞かせていました。 父親、母親、小熊の三匹のくまの家に、女の子が迷い込むあまりにも有名なお話です。 片山健さんの絵が、昔話風で雰囲気がよく出ています。 秀逸なのが、くまのセリフ。 お父さん熊は、力強そうな、毛筆。 お母さん熊は、細いペンタッチ。 小熊は、極細で、ちょっと踊っているような字で書かれています。 しかし、このお話のラストは、こうだったかしら? 迷い込んだ女の子は、おかゆを食べ、小熊のイスを壊し、ベッドで寝ていたところをくまに起こされて、 「ごめんなさい」と謝って仲良くなった…と思っていたのですが。 この絵本のラストは、女の子がスタコラサッサと逃げて、 くま達は追いつけない、ということになっていました。 こうなるといいな、と思った私が、脳内でお話を作り上げてしまったのかしら? ぜひ、トルストイの原作も読んでみて、確かめたい!と思いました。 絵は素敵なのですが、 女の子が狼藉を働いた上に、ごめんなさいも言わずにとんずらする、というお話がどうかな、と思ったので、 星3つにさせていただきました。
投稿日:2006/05/22
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