「かいけつゾロリ(55) かいけつゾロリの大まじんをさがせ！！」 ママの声

前編の方を読んで、後編があるのを知り、手に取ってみました。

大まじんが、本人なりに真剣にあちこちで働いているというのを見て、何て真面目なんだ！と思わず感心してしまいました（笑）

それ以上にすごいのが、まじんになったゾロリ達が、魔法も使わずに願いを叶えていたという事実。
何てすごい能力なんでしょう（笑）

今回もとってもスピード感があり、読んでいてとても面白かったのですが、大まじんの真面目さが引き立つ、何となくほっとする内容だったように思いました。

図書館で借りてきたのですが「かいけつゾロリのまほうのランプ〜ッ」の続きですね。前巻が未読なのでやっぱり読みたいと思いました。あらすじは書いてありますし、この巻だけでも子供は楽しんでいましたが。
大まじんとのすれ違いっぷりがまるでコントのようです（笑）。
ゾロリ・イシシ・ノシシはやっぱり３人そろっていないとね！と感じました。

ゾロリファン8歳の息子と読みました。

ずっと続きを待っていたのでまずは前回からのおさらい。
そうだった、ランプに閉じ込められてたんだった。

ゾロリ達を騙して？逃げた魔人、ずっと悪いやつだと思ってたけど、
どうやらそうではなさそうなことが、
この回で分かりました。

いちおう、自分の力で生きていこうとしている。
さまざまなバイトをして、でもうまくいかずクビになり、
それでもまた働き口を探す健気な様子は、
見ていて大変気の毒でもあります。

魔人のやらかした連発ミスでゲラゲラ大笑いの息子。
そして、裏口から出て行く魔人の先を、
気付かずニアミスするゾロリご一行。
あぁすぐそこにいるのに、まるで韓国ドラマのようです。

そして、今回明かされる新事実！
そんなんはよ言ってよ！！！と思わず二人で突っ込みました。

今回はハナシが完結するので、
前編よりも読むほうも力が入ります。
そして、魔法に頼らず自力で夢を叶えようとするゾロリさん。
「あくのおうじゃ」だったはずなのに、
なんかどんどん素敵になってますね！