読み終えたところで「諸行無常」という言葉が浮かびました。
生まれた命は必ず滅びる日がくるし、形あるものはいつか壊れます。
また、瞬きする程の短い時間のうちにも、変化がおこっているのだと意識させられました。
ただ、最後に出てくるみつあみちゃんだけは前に出てきたものと時間の概念が大きく違います。でも、考え方を変えればその通りかもしれないなと思いました。
哲学的で小さな子どもさん向きではないかもしれませんが、小学校の中学年位からは感じたことを親子(など)で話してみるのも面白いかもしれません。
それから、みつあみちゃんのページでは酒井駒子さんの絵力に圧倒されました。
同じ構図で3枚ずつ描かれているのですが、2回目はページを行ったり来たりして微妙な違いを見つけ、ひとり悦に入ったりしました。