電車好きの息子は、特段宇宙には興味がありません。
でも、親としては何となく宇宙にも興味を持ってほしい。
宇宙って、少年のロマンって感じがするじゃないですか。(勝手なイメージですが)
で、宇宙がテーマの絵本を何冊か読みましたが、まったく興味を示してくれません。
しかし、4歳のときに出会ったこの本は、初めて息子が興味を示した宇宙関連の本です。
宇宙は、壮大で大人でもイメージしにくいものですが、「宇宙ステーションで暮らす小学生の一日」をテーマにしたこの本は、なんの知識もない4歳児ですら想像しやすく、興味を惹かれたようです。
朝起きて朝食、トイレ、顔洗い、登校時の様子、授業中、体育の時間、何もかもが、日常とは違います。
こんな生活は大変だなあと大人でも思ってしまうほど。
専門家にきちんと監修を受けた本ですので、宇宙ステーションにまつわる様々な正しい知識が身に付きます。
内容もすばらしいし、子どもが宇宙に関心をもつとっかかりにもいい。
稀に見ぬ良書なのに、市内の本屋にも図書館にもなく、隣の市の図書館にもありません。
出版社の担当者の方、もっともっと宣伝がんばってください!
今、科学に興味のない子どもが増えているとよく聞きます。
幼少期にこんな本に出会ったら、子どもはきっと科学に興味を持ちますから。