新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
新刊
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

  • 学べる
  • 役立つ

まちんと」 ママの声

まちんと 作:松谷 みよ子
絵:司 修
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1983年08月
ISBN:9784034380109
評価スコア 4.81
評価ランキング 305
みんなの声 総数 20
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

16件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • 広島原爆下、もうすぐ3歳の女の子は

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    「まちんと」というのは、もうちょっと、という言葉の方言を
    幼い女の子が回らない舌で言った言葉のようです。
    広島の原爆の炎の中で、もうすぐ3歳の女の子は、苦しみながら寝かされて、
    母が口に含ませてくれたトマトを、「まちんと」と欲しがったというのです。
    女の子のその後は、まるで民話のように幻想的ですが、
    その魂の想いを考えると、とても納得してしまいます。
    原爆の絵本は、仕方がないとはいえ、とかくシリアスで子どもたちに手渡す時には配慮が必要ですが、
    この作品は、原爆そのものを直視して描いていますが、
    惨状を生々しく描くのではなく、この女の子に焦点を当ててあり、
    小さいお子さんにも受け入れられやすいと思います。
    なにより、今とつながっている、というところが、
    共感できると思います。

    投稿日:2010/08/22

    参考になりました
    感謝
    2
  • 親子で読んでいただきたい絵本

    • ぷりこさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子8歳、男の子3歳

    絵本の読み聞かせで8月のテーマの中に戦争に関する物を
    選んでみましょうということでした。

    終戦記念日に合わせてということと、
    夏休みに子供たちにも、戦争とはどういうものなのかと
    言うことを知ってもらうきっかけになればと言うことでした。

    私自身、戦後生まれで、戦争を体験したわけではないのですが、
    祖父は戦争経験者で、幼いころに祖父が戦争のお話をしていました。

    でも、子供相手だからか残虐な話や悲惨な話などは聞いたことがなく
    、今では貧しかったことや空襲の話をうっすら覚えている程度
    ですから正直、どんな絵本を選んだら子供にも伝えやすいのだろうと
    思っていました。

    それに、私が探した限りでは、小学校高学年向け以上の作品は
    たくさんあるのですが、幼児や小学校低学年向けの戦争の作品は
    ほとんど見当たりませんでした。

    読み聞かせの先輩から、この絵本のことを聞き、さっそく
    読んでみました。娘は、表紙を見て、可愛いと言っていました。

    女の子の亡くなるシーンで、『女の子が死んじゃった。』と言って
    すごく悲しい顔になりました。
    次のページで、『女の子は鳥になったんだよ。』と言うと
    落ち着いてきていました。何か救われたような感じでした。

    この本を読んで、子供なりに戦争をすると、亡くなる人がいるんだ
    ということが分かったようです。

    司さんの絵は、すごく丁寧に描かれ、心に迫ってくるものが
    あります。
    絵と文から、読んでいて胸がつまってしまいました。

    小さなお子さんでも受け入れやすい絵本ですので、是非親子で
    読んで戦争について話し合うきっけけにしていただきたい
    絵本だと思います。

    投稿日:2010/07/16

    参考になりました
    感謝
    1
  • 悲しみを伝える

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    学校でも、平和教育が行われているようですが、子どもたちはたぶん実感がなく、本当の悲惨さは伝えきれないと思います。
    恐ろしいビデオや、写真を見せられて、ただただ気持ちの悪い思いをした記憶しかない子も多いでしょう。

    この絵本は、絵もさほど怖くなく、文章も詩のようです。
    起きた事を、たんたんと語っていて、感情表現はありません。
    そのお陰で、かえって悲惨さが伝わってきます。

    読み聞かせでは、全て覚えて子どもたちの顔を見ながら語りました。
    とても真剣に聞いてくれて、嬉しかったし感動しました。

    これからの平和は、子どもたちにかかっています。
    この絵本に、多くの子どもたちが出会ってほしいです。

    投稿日:2006/07/09

    参考になりました
    感謝
    1
  • やっぱり怖いな・・

    戦争の絵本です。

    ほとんど色です状況を表す感じで

    そこに人がうっすらといる。

    怖いなーと思いました。

    絵ですら怖いと感じたのです。

    実際はどんなものだったのか

    想像できたものではありません。

    まちんとという言葉は

    「もうちっと」とか「まちっと」という方言を

    幼い子がまわらぬ舌でいったのだろうと思う。

    と書いてありました.

    このタイトルの意味がとても深く

    読んでいて心が締め付けられました。

    投稿日:2021/10/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • 知っておかないと。

    戦争や原爆について、これからを生きる子供達には日本人として知っておいてほしいこと。
    でも、実際に親の私も戦争を知らない世代。
    語って伝えることは簡単にはできないのが現実。
    絵本は、そんな現代の子供達が戦争を知る上で大変役に立つと感じます。
    実際にあったこんな悲惨なこと、同じ過ちを決して起こさないように、多くの子供達が絵本を通して戦争の悲惨さと平和の大切さ命の尊さを知るべきと感じました。

    投稿日:2019/08/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 原爆

    読んでいると、心が苦しくなります。
    胸が締め付けられるほどに・・・
    でも、決して、目をそらしてはいけない事実なんですよね。
    幼い子が命を落とす出来事は、本当に涙がでます。

    子供も、「やっぱい戦争はいやだ」と言っています。
    その気持ちを、持ち続けて欲しいですね。

    投稿日:2013/05/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • 忘れてはいけない

     原爆のリアルな映像をテレビでみたことがあるので、とても胸が痛みました。
     女の子の苦しみや母親の悲しみ、、、
     今でも、世界のどこかで戦争があること、、、
     放射能のこと、、、
    いろいろなことが、頭をかけめぐりましたが、うまく言葉にできません。言葉にできなくても、考えがまとまらくても、ずっと忘れてはいけないと思いました。

     
     
     

    投稿日:2012/11/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 戦争を伝える

    • やこちんさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳、

    6年生が広島へ修学旅行に行く前の集会で
    原爆関連の本を読んでもらい
    興味が出たようなので
    図書館でさがしてきました。

    読み終えてまず娘は
    「もう読みたくない」と言いました。
    「なんだかこわい・・」と・・。
    まず、原爆の描写が、子供には生々しく感じたようです。
    そして、自分より小さな女の子が
    トマトを求めながらもなくなってしまうところも
    とても切なく感じたようです。

    また何かの機会に、読みたいと思います。

    投稿日:2012/10/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 語り継ぐことの大切さ

    子育てをしていても、福島の事故以来頭の片隅から放射線の不安は消えることがありません。

    放射性物質がどのぐらい拡散しているのかの総量はまだわかってはいないこともあります。

    この絵本のことは知っていました。戦争の本をどの時点で息子に読んでいいものかと思っていたのですが、

    福島の事故があり、四年生の教科書には『一つの花』が掲載されていて、この絵本も紹介されていたので、この夏休みに読んでみました。

    息子が絵を見て、「原爆って怖いの?」と聞くので、威力の大きいものであれば、金属でさえも粒、粒子になってしまうこともあることを説明しました。

    さらに息子が「原爆の破壊力ってすごいのかな?」と聞くので、「今回の福島の事故は原爆10個分とも言われてるよ」と言いました。

    テレビで被爆しした方の言葉を聞いたことがあります。まるで地獄絵図のようで、あの時の叫び声が今でも消えることはないと。

    この絵本に出てくる女の子は、まだ3歳です。このような小さな女の子にも容赦なくふりかかる原爆のこわさ。

    戦争・原爆のことが風化していく中で、今回の地震と原発事故がありました。

    津波の怖さ、放射能の怖さ、すべてを風化させずに、次の世代へ語り継いでいく大切さを今ほどひしひしと感じていることは、今までにはありませんでした。

    繰り返し繰り返しこのことは伝えていかなくてはいけないことだと思います。

    気付いた大人が死ぬまで忘れずに伝え続けていくことが、今とても大切だと思えます。

    投稿日:2011/08/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 幼い子供たちにも伝えるべきこと

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子4歳、男の子2歳

    図書館で目について読んでみました。
    戦争のお話だったのですね・・・・。
    広島に原爆が落とされた日のことを、3才目前の女児の様子を中心に描かれています。
    言葉少なめですが、その壮絶な光景が、鮮やかな赤と黒とともにページ全体に描かれていて、大人の私でも息を呑みました。

    絵本のあとがき(だったかな?)では、“3〜4才の子供が読んでいる”との記述がありましたが、まさしく4才と3才の私の息子たちには、まだ読んでやる勇気が出ませんでした。
    教えなくてはいけないことだと分かってはいるけど・・・自分の中で、説明の仕方を熟考してから、そろそろ戦争のお話もしてあげるべき年齢にきたのかな。
    難しいことまで理解できなくても、我が子たちと同じくらいの幼い子供が多く犠牲になった原爆という兵器の恐ろしさを。ぼんやりとでも、伝えていかなくてはと思いました。

    投稿日:2011/04/28

    参考になりました
    感謝
    0

16件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビがこの冬イチオシ! 『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』レビュー大募集

みんなの声(20人)

絵本の評価(4.81)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット