「もりで いちばんの クリスマスツリー」 ママの声

クリスマスが近づいたある日のこと、森のみんなは、クリスマスツリーの一番を決めることにしました。
審査員は、”おっほん”と咳払いをする癖のあるふくろうじいさん。
さっそく作り始めたみんなは、いつしか、ふくろうじいさんの”おっほん”の数を競うようになりました。


私、最初は違う結末を予想していたのですが、実際のラストは、それとは全く違うものでした。
そのラストの暖かくて優しいこと。
設定は冬なのに心は春のような、思いやり溢れた素敵なラストでした。

作家であるいりやまさとしさんの他の絵本も読んでみたくなりました。

ユニークな視点の作品です。
クリスマスが近づき、誰のクリスマスツリーが森で一番素敵か、
フクロウじいさんに決めてもらうことになるのです。
決め手は機嫌がいい時の「おっほん」という咳払いというのが面白いですね。
もちろん、動物たちは大張り切りですが、この「おっほん」が意外な展開に。
思いやりの気持ちが、素敵なクリスマスツリーに結実します。
そう、体調管理も大切なこの季節を愛おしみたいと思います。
幼稚園児くらいから、ほっこりできると思います。

６歳次女に読みました。動物たちが森で一番のクリスマスツリーをふくろうじいさんに決めてもらおうと、それぞれに作ろうと頑張るお話です。次女はうさぎ夫婦のクリスマスツリーにビックリしていました（笑）

みんなそれぞれ作っていたのですが、ふくろうじいさんが体調悪くなったのを知って、みんなでふくろうじいさんの木の周りを飾ることに。とても素敵なツリーの出来上がりです。温かい気持ちにさせてくれる絵本です。これからの時期におすすめの１冊です。

読んだ後に優しい気持ちになりました。

皆が競い合って作ったクリスマスツリー。
どれも素敵ですが、一匹だけ自分のツリーに自信が持てないはりねずみくん。

でもそんなはりねずみくんの優しさがフクロウさんを元気にしてくれます。

皆それぞれのツリーも素敵だけれど、みんなの力を合わせたツリーはもっと素敵です。
縦開きのページのツリーのページは心温まります。

森の動物たちが集まって、だれのツリーが森でいちばんのツリーかを決めようと、フクロウのおじいさんにお願いしました。ところが、おじいさんは体調が悪くなってしまい、発表の日がきても家から出られませんでした。そんなおじいさんを気遣い、動物たちはフクロウのおじいさんの家に素敵な飾りつけをします。おじいさんを気遣う動物たちの優しい気持ちがとても素敵でした。

２歳と４歳の子に読みました。
みんなが各々一番のクリスマスツリーをつくろうとがんばります。審査員はふくろうおじいさん。
途中、ふくろうおじいさんの体調不良に気づき、みんなで気遣うところが見られて良かったです。
みんなで協力して作ったクリスマスツリー！これが一番なのはみんな納得だと思います。

いりやま先生といえば、私は「ころころパンダ」と「ゆらゆらパンダ」を二人同時に読むプログラムで出会い、お名前を知りました。

こちらの作品は、森の中の動物たちの作るツリーで、だれのツリーが一番素敵かを競うことに。
審査員は、ふくろうじいさん。

ふくろうじいさんは、ごきげんな時に、おっほん　おっほんと啼くんだそうです。

みんな張り切って、ツリーやリースづくりに夢中です。
ふくろうじいさんが、とおりかかって、「おっほん」と何回啼いてくれたかの自慢をし合っています。

でも、みんなのような立派なものを作れないはりねずみくんは、おじいさんの「おっほん」を聞いて、自分のツリーがそんなに素晴らしいはずがないのだから、あれは・・・・・・。

最後がとっても良かった〜♪

競い合うことではなく、心を一つに寄り添うことが大切なんだって教えてくれる作品でした。

さすがです！
「ぴよちゃんシリーズ」のいりやまさとしさんの絵本だけあって，森の動物たちが何とも可愛らしいこと！
そしてクマさんウサギさんリスさんハリネズミさんが作っていくツリーがまた愛らしく。
でもやっぱり最後の大きなツリーが一番でした☆
優しくほっこりほんわかした気持ちになる素敵なクリスマス絵本です！